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2017-10-17から1日間の記事一覧

二階小規模 増築1−7

前ページからの続きです。 最後にベランダのアルミルーフを取り付けます。 当時はポリカーボネート波板屋根材が半分以上の割合で 使用されていました。 樹脂の平板タイプはアクリルが価格的に安く ポリカの平板は高価で まだまだ売れ筋として 普及はされてい…

二階小規模 増築1−6

前ページからの続きです。 内装は、あまり変化はありません。 天井は下地をそのまま利用し増築部分を継ぎ足して 仕上材を全面張替しました。 突き付けタイプの吸音テックスで [ダイケンあじさい]の普及品だったと思います。 仮止め釘で接着し、後で抜けば…

二階小規模 増築1−5

前ページからの続きです。 次は内装よりも、やはり外部の雨仕舞い下地工事を 優先で進めます。 ベランダの跳ね出し床とパラペットはすべて木下地。 ベランダ床はカラー板金の平葺きで多少の勾配を付けます。 その上にアルミ根太材を転ばし取付で 既存の塩ビ…

二階小規模 増築1−4

前ページからの続きです。 増築は各、現場に応じた条件別の手順が重要かと思います。 増改築工事の基本は常に雨仕舞いと戸締りを常に優先します。 一日の内で、いつ雨が降っても既存室内などに雨洩りさせては、 すべての価値観を損なう大きな悪影響を与えま…

二階小規模 増築1−3

前ページからの続きです。 ベランダ付近の妄想が続きます。 ベランダは一階の部分が半間、出ている関係で床下地が 半分以上乗りますので軒先は跳ね出し納まりが容易です。 よって跳ね出しサイズを敷地と空間の形状に合わせて 斜めに変形させる事にしました。…

二階小規模増築1−2

前ページからの続きです。 妄想での設計プランの確認は、まだまだ続きます。 外壁は約91㎝ほど出っ張ります。 予算の関係で既存アルミサッシは、そのまま生かし取りして 再利用です。 外壁は12㎜合板を捨て張り下地にケイカル系の不燃材を ステン釘打ち張り…

二階小規模増築1−1

二階の簡易な増築事例です。 ほとんどの案件に言える事だと思いますが、内容のグレードや 予算、工期などもランク分けがあります。 主な分け方とすれば グレードの(上・中・下)で三種や 予算の(高・中・安)の三種 そして工期の(早・普通・お任せ)の三…

セメント瓦修理1(旧式の二本線平型03)

前ページからの続きです。 作業途中の区切りはブルーシートの雨除け養生はこんな感じにして 翌日に持ち越ししました。 当たり前の事ですが雨の養生シートを押える板の向きは屋根の流れ方向で止めるのが基本です。 横に押えたい時は、ありますが雨水を堰き止…

セメント瓦修理1(旧式の二本線平型02)

前ページからの続きです。 いよいよ屋根瓦葺き替え施工となります。 ここからは多能工・職の本領発揮です。 大工工事で下地を改善しながら同時に追って 既存瓦も葺き直し順次進める手順です。 この複合された関わり方のメリットは途中で引き継ぎの ブランク…

セメント瓦修理1(旧式の二本線平型01)

とても古い屋根瓦の雨洩り修理の事例です。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 平型スレート瓦ですが西日本の特定地方だけかも知れませんが 通称(二本線)と呼ばれる旧式の平形セメント瓦です。 この後が(三本線)と呼ばれる平形とS形スレー…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更11)

前ページからの続きです。 引き続き瓦の葺き戻しです。 画像ではネタ材を粗盛りの途中なので瓦の中間ぐらいが練り土と 防水カラーモルタルの位置になっていますが 押え付けて高さ調整をすると、かなりはみ出ますので 最初の位置決めはこの程度が無難かと思い…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更10)

前ページからの続きです。 板金工事のパラペット内部の谷板金を施工を終えました。 板金工事の外部の仕上を参考の為にアップします。 外壁面は白色系統のカラー板金で包み込みです。 ※このページでは画像の縦長比が極端なので スマホや携帯なと端末によって…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更09)

前ページからの続きです。 作業は後半に入り、板金工事の谷トイを敷き込みます。 当然防水目的でルーフィングシートの下張は必須です。 どちらかと言えばルーフィング下地が本命で板金や屋根瓦は 養生又は保護であり一時的な水量を先に捌く役目かと思います…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更08)

前ページからの続きです。 既存瓦の必要数がはっきりすれば不要瓦は邪魔なので 吊り降ろしをします。 程度が悪いヒビ割れ物は廃棄処分となります。 この瓦は昔に流行った静電塗装の和型瓦です。 自然に劣化する事が良く有ります。 例えば・・これは↓縦割れで…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更07)

前ページからの続きです。 いよいよ軒先の改造の主な作業として大工と 板金工事に取り掛かります。 納まり予定は、この断面図のように改良します。 目的は隣地に落下しない為の遮断壁として軒先に パラペット立ち上がり壁を設けます。 その内側に平葺き板金…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更06)

前ページからの続きです。 いよいよ木工事に進みます。 施工の流れを筋書きとして捉え把握する事が必要です。 材料の荷上げの時は上と下の役割では 暗黙の了解に基づいた連係が大切です。 下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。 代表的なのが…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更05)

前ページからの続きです。 足場と養生の簡易仮設を終え、まずは、この状態から 屋根瓦の解体をします。 軒先から外して徐々に二列目、三列目・・と。 しかし無造作に撤去して直ぐに廃棄処分にする訳ではありません。 作業範囲の瓦は捲りますが、終業時には途…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更04)

前ページからの続きです。 いよいよ、施工に掛かります。 その前に瓦葺きの屋根上作業では色々な現象がありますので、 すでに御存じかと思いますが少し余談として紹介してみます。 瓦葺き屋根の上で立つ時は図のように瓦の重ね代を踏むのが 割れにくいのは御…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更03)

前ページからの続きです。 屋根上の歩み板は仮設出来ましたので、 今度は転落防止用の手摺取付です。 隣地へ物や道具を落下させてはならないし 解体時の粉塵の飛散なども防止しなければなりません。 そして主な目的として高所作業者の転落防止の為です。 説…

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更02)

前ページからの続きです。 いよいよ、現場への着手でまず、足場の仮設が必要です。 二階の屋根で隣地の境界ギリギリの条件は外から足場を建てて 軒先に達すれば、なにも言う事がありませんが、 そもそも越境しているので隣地に足場を建てる事もできません。 …

軒先改良工事1(越境の後退と納まり変更01)

軒先が越境している場合の対処事例です。 境界ギリギリの建物は、あらゆる所で存在し、 時には大問題にもなります。 最近の建て方では、御隣様とも双方が 後退距離を、わきまえて建てる事が多いですが、 無理を知らずに境界いっぱいに建てる事があります。 …