排水不良関係
古い建物を解体して簡易な増改築をしたい場合の大まかな事例です。 施工面積の規模は10㎡以内で建築確認申請が不要な程度で進める規模です。 古くても、すでに有った建物を残しながら進める有効策があります。 基礎などは古い昔の基礎跡に被せたり補強しなが…
トイレ汚水管の詰り抜きです。 一般住宅では無い事業所のトイレ詰りの修理。 一年以上の期間を挟んで度々詰りのトラブルが起きる現場でした。 てっきり使用者責任で良く有る、水に溶けにくいテッシュペーパを 流したり社員数も多いのでトイレ使用の仕方に配…
前ページからの続きです。 いよいよラストで雨水排水の埋設。 近場の雨水枡に掘り方をして入れ込みます。 掘り方は無駄な巾で余計な所まで荒さないように手掘りで最小限に。 雨水桝は分厚いタイプですが一ヶ所だけで電源もなく大きめの工具は無しで 充電イン…
前ページからの続きです。 いよいよ雨洩り修理の対策は終盤となりました。 集水器に飛散物が挟まり詰れば困るし時々鳥が巣を作る時もあります。 遊び用のボール玉やバドミントンシャトルなどが屋根に乗り 流れて詰っている現場も他に有りました。 そこでガー…
前ページからの続きです。 原因調査の為に剥がした天井板を補修する前には 残った古い釘を抜く必要が有ります。 そんな時はバールよりはテコ使いの出来る腰高ニッパーが便利。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 木目の良く似た目透かし天井板を…
前ページからの続きです。 再び屋根瓦を剥がし軒先の横谷板金付近を見ても ルーフィング下地に雨洩り跡はまだ見えません。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 しかし・・良く見ると板金の重ね順番が怪しいので 下の画像では触ってみると・・ 捨…
前ページからの続きです。 屋根の瓦は簡単に剥がして調査しても根本的な原因は分かりにくいので 雨洩りしている場所の天井板を剥がして直接、原因を確かめる事にしました。 廊下の天井で、さらに奥なので剥がした跡の補修材が 色柄は合致しなくとも影響は少…
前ページからの続きです。 同じ建物の暫定処置を続けている同じ屋根で今度は別の場所が 前から雨洩りの修理事例。 浸み跡が残り原因不明との事で長年に渡り 未解決の場所の相談を受けました。 この位置は御客様から最初は聞いてなく後出しジャンケンみたいに…
次の怪しい第二候補として横谷の出口を細かく調査。 外壁を貫通して集水器に接続しています。 良くある当然の納まりパターンです。 集水器の高さは普通では、この程度の高さで被っています。 谷板金の出口が見えない様に被り気味にするのが当たり前。 しかし…
前ページからの続きです。 外壁の立ち上がり付近には内谷納まりの水捌け出口が 外壁を貫通して雨水を外に排出しています。 壁の中を貫通しているので貫通付近の処置の仕方で 雨洩りはしやすくなりますのでネック部分です。 真ん中の丸形ステンガラリフード二…
とても、困難だった雨洩り修理事例です。 もちろん最初に新築した業者はアフターサービスや 責任範囲の対処を試みも未解決で、後は放置状態。 別な事で関わる機会が有り、暫定処置を試みながらの 調査、進展で良いならと引受けました。 様子見の期間も挟み解…
車庫の入り口付近がコンクリートのままで殺風景なので イメージチェンジをしたいとの事です。 車の出入りには、まったく支障はなく 強度的に修理が必要ではない、美観的な変更です。 一部をレンガ仕上に出来ないか?との御希望。 土間全体なら薄いレンガ風タ…
前ページからの続きです。 こんどは屋根からの雨トイ排水修理事例。 やはり地盤沈下による原因で陥没したり 破損した部分の各所メンテナンスです。 まずは上の画像↑では縦トイから地盤排水管への接続で 約4~5cmのズレで外れています。 この程度なら縦トイ…
前ページからの続きです。 二階の手洗い排水で抜けが悪い原因を 順番を追って対処しています。 一階、排水系統の埋設配管を掘って調べると、 さっそく一部の排水管で怪しいクラックに遭遇。 その近辺を思い切り掘って見ると・・ 地盤の陥没によるズレがあち…
とある重量物建設資材、取り扱い会社での排水トラブルの対処事例です。 洗面所の手洗い排水不良から始まった排水トラブルの調査に着手。 まずは時々、手洗いを使用した時に、起こる 水抜けの悪い排水不良の調査から始まります。 通常は下部のトラップ排水管…
いきなり嫌悪感を感じる画像で申し訳ありませんが、 どんなお家でも似たような状況です。 コンクリート会所枡は少なくなり樹脂製の排水マスが 主流になっていますが弱点も有ります。 接続部分はゴムシールですが劣化すると 枡の曲面部分が画像のように空きま…
隣地境界のアルミフェンスが痛みグラグラになったのと 目隠し範囲を広げたいとの御希望に対処しました。 特製の塀パネルを造る為にオリジナル アルミ支柱と 樹脂波板仕上で改造と拡張をします。 共有のブロック塀に普通のアルミフェンスが有りますが、 その…
長年に渡るトイレのメンテナンス事例です。 十年以上の期間に何度か対処した経緯をアップします。 古い形の水洗トイレでイナの製品で品名はカスガディーナ。 このタイプは今でも御使用中の方はたくさん居られるはずです。 TOTO品とは形が異なり便座の互換性…
二階の軒樋が強風で外れたので修理ですが 掛け戻す前の状態で状況調査の途中です。 軒樋の弱点は固定している針金が古くなると 切れたり外れて強風に、あおられると、このようにトイが外れます。 下図は編集加工で斜め端がカットされています。 外れた場合は…
密集の旧市街地に有る釉薬瓦の屋根で雨洩り修理の事例です。 両端が隣地に挟まれた一階の屋根で釉薬瓦です。 色の呼び名は[青緑]・・通称セイロクです。 切り妻屋根で棟方向が違う為にスガリ谷の納まりになっています。 雨洩り付近の瓦を剥がして見ると納ま…
一般住宅の屋内排水で雑排水系統の事例です。 流し台や洗面化粧台を取り換える事は良く有ります。 そんな時に排水管の位置をずらす事も有り得ます。 普通の住宅ではVU50サイズの排水管が多いです。 排水の圧力が少ない通常の場合はVU管で良いですが マンシ…
二階の軒先のトイ付近からボタボタと雨洩りがするとの事で 対応した事例です。 この案件は常に起こるトラブルの標準パターンです。 集水器の中か?その下に有る継ぎ手の中が詰り オーバーフローする現象がこの原因ではトップ。 又は下部の排水ツナギ付近の詰…
二年以上前に詰り抜き対処をした現場で再びトイレの排水不良。 敷地の排水経路は良くなっているはずなのになぜ?と通常手順で調査。 汚水管の中間付近のインバート枡がオーバーフロー状態です。 以前修理した位置よりも、もっと水下の位置へ調査は拡大しまし…
インバート枡の改良事例です。 敷地内の通路に有りますが低過ぎて大雨になると 水溜まりとなる場所なので嵩上げします。 地盤との高さは、不用意に陥没した原因で低過ぎるほどでは無く 歩く時には引っ掛からないのでむしろ良い高さに思えます。 しかし雨水に…
水洗トイレの不調で修理する事例です。 トラブル時に最初の聞き取りでは状況判断できにくい時があります。 水洗トイレのトラブルには色々あります。 特に便器内の汚水、汚物が流れないのは困ったもので 代替えのトイレが無い場合は緊急を要します。 原因には…
浴室入り口の床修理の事例です。 脱衣場から浴室に入る床は、とても痛み安い部分です。 下の画像はCFシート貼りを後で再利用の為に上手に剥がして 腐食した合板下地を切断除去した後です。 こんなに傷む原因は入り口の下枠付近の防水不良で 湿気による水腐…
古い二階建ての住宅で1階の天井に雨洩りする場合の事例です。 雨戸の戸袋が雨洩りの原因としては多いです。 アルミサッシ窓に木製雨戸と戸袋後付けの昔は 良く有った納まりのパターン。 下の画像はサシガネ工具の巾15㎜厚さ1㎜長さ50cm程度の物を 黄色い矢…
前ページからの続きです。 次は内装よりも、やはり外部の雨仕舞い下地工事を 優先で進めます。 ベランダの跳ね出し床とパラペットはすべて木下地。 ベランダ床はカラー板金の平葺きで多少の勾配を付けます。 その上にアルミ根太材を転ばし取付で 既存の塩ビ…
一般住宅のトラブルで関わる事が多いのは、 やはり設備工事関係です。 経年劣化や不可抗力により困った事になってしまうのは 致し方ないです。 しかし人為的な対処の違いで 大きな影響を及ぼすのも設備工事。 なぜ多能工・職が必要なのか? ・・と確信を得る…
前ページからの続きです。 調査実費の請求が成立するか?否か?は曖昧ではなく、 その判断基準が無くてはなりません。 多能工・職に関わる立場で、まして自営や雇用でも責任ある立場なら、 この程度の原因調査の段階や所要時間では調査実費がどうの、 こうの…