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計測時に必要なスケール(巻尺)2

前ページからの続きです。

 

壁と壁の間に何かを取付けの為にスケールで測る事が

頻繁に有ります。

 

偶然、適正な位置や妥当な、やり方で終える事は

有りますが何度もやるうちに計測判断ミスに繋がる

現実に遭遇すると思います。

 

測り方が斜めになったり角度の違いで長さの増減が

著しくミスに及ぶ事も有り得ます。

 

そんな時の防ぎ方として突き付けの反対側で縦横に

勾を描き最短位置で測る事も有利です。

 

しかし建物の間が平行に近い間隔なら有効ですが元々、斜めの

空き寸法条件なら通用しませんので注意。

両端が突き当たりの場合

片方は、そのままで、もう片方は上下や

勾を描くように最短位置を捕らえる。

先は固定されていても手元は大きくズレやすい。

その他、様々な条件下ではスケールでの計測手段だけでも

多様かと思います。

 

良く有るパターンとしても細かく問われると、かなりの説明表現が

必要ですので割愛しますが

最低でも表現すると以下のような例は、掲げます。

 

まずは計測の両端が壁など障害物でスケールが

伸ばせない時は多く有ります。

 

そんな時に曲がった目盛りを曖昧に読み取るのは、

それでも良い時とダメな時と大きく異なります。

 

正確な採寸が必要な時は曲がり目盛りとは別な代替え物を、

あてがいで突き付け計測し掴んだまま降ろしてスケール目盛りを

伸ばして総長さを決定、読み取りすれば正確です。

 

採寸を使用する目的にもよりますが建築関係の下地加工などの

計測では、この程度の要領が多用されます。

 

当然、もっとシビアな使用目的の場合は、この程度の対処では、

全く通用しない事はたくさんあろうかと思いますので悪しからず。

良く有る内巾の計測パターン例

計測する場所でスケールの読み取り部分が

平たんになり真正面から読み取り出来る場合は問題なしです。

 

しかし障害物が有ったり長い距離を一人で測り

端が届きにくい場合は確認する時の目線(顔の位置)で

誤差が生じやすいので注意しましょう。

 

読み取り位置の真正面に目線(顔の位置)が有るほど

正確です。

 

目盛りが見えるからと言って斜めの位置から読み取ると

ミスに繋がります。

 

読み取り視線の位置が偶然、真正面なのか?

意識して、そうしているのか?

 

客観的にその場面を見て、その人の技量を推測される事も

有るかも知れません。

良く有るパターン

スケールの目盛りが通過せず湾曲する場合は

読み取りが曖昧になります。

 

そんな時には途中の位置で切りの良い中間点

(1mや1.5m・・など)で仮印付けして

反対側に突き付け位置を変更して読み取り寸法を

加算する事も有ります。

 

二段階になるので面倒ですが正確さや長い距離なら

度々有り得ます。

 

※仮印付けしても良い処と絶対にダメな条件が有りますので

 印ヨゴレは注意です。

 

 養生テープなどを貼り壁面を汚さず目印にしたり

 書き込みしたりが必要です。

 

 

そんな時に役立つ伸縮棒タイプの長尺杖が稀に

必要な場合も有りますが単なる材木下地材などを

二本握りしめて代用する事でも十分です。