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波板張替1(判断を誤った事例03)

前ページからの続き。

 

後日談として貴重な失敗例を恥じ晒し披露、致します。

良かれと思った塩ビ波板への張替から、

かれこれ4~5年後です。

普通は10年前後は持ちこたえる塩ビ波板の素材です。

物が当たれば割れたりしますが長い所では15年ほど

持ち応える事は多いです。

しかし・・御客様からの連絡で、もう早くも、

かなり傷んでいるとの事で台風など外力の影響で

痛んでいるのかと思っていましたが・・
現場を見て・・ビックリ!

こんな状況でした。

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なんとも・・見るも無残な痛み加減です。

※以下の二枚画像の斜め端の方が編集カットされています。

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原因は熱によるヤケと硬化の劣化、歪み変形など。

 

様々な要因で無残な姿。

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なんとしても原因を探るため古い雨押さえ水切り板金も

慎重に外して様子を調べました。

推測すると下地の黒い防水フェルト紙の環境が災いし

猛暑の熱、紫外線、通気換気不足・・など
自然環境の温度影響で早急に痛んでしまったようです。

下の野地板がなければ・・

まだ自然通気、冷却の換気環境になりますが
下地で塞がれ波板の下に蓄積された高温が

影響した結果と思います。(^_^;)

次に続く。