前ページからの続きです。
いよいよ外部の仕上に進みます。
屋根廻りの納まりは、こんな感じで簡単なカラー板金の平葺き仕上。
屋根板金は仕上寸法を決定して平板から手曲げ加工は
要領さえ解れば可能です。
自作が困難でしたら建築板金屋さんに
曲げ加工までとして外注するも良し。
この程度なら工程途中でベストなタイミングを見計らって
自分で取付するのが流れの融通がつき有利です。
要点は上の既存外壁への取り付き部分は壁の裏側に
5cm前後の立ち上がり長さが裏に差し込めたら
雨仕舞いが良いです。
そして既存外壁のモルタル下端は3㎝程度を切り上げて
離せば雨水が切れやいです。
ヤネ板金をモルタル外壁の裏に差し込む時も
入れ込みしやすい事にもなります。
外壁サイディングは横張り仕上げの方が都合が良いです。
下地の方向性は縦、そのままで良くて無駄が無く
サイディング材料の切り使いでも無駄が少なく経済的。
露出した箱モノ本体の形も縦長なので外壁は横張りが
デザイン的にもバランスが良いかと思います。
底の部分も不燃材のサイディング材で塞ぎました。
配管の貫通穴は、あえてコーキングで塞いでしまわずに
中で配管が水漏れした場合は水滴跡が外に現れる方が
発見が早い時があります。
しかし害虫が入らない程度は色々な方法で簡単に塞ぎます。
必要なければコーキングで潰します。
内部の仕上は画像データーが今の所、不明の為、省略して
主に外部の事例のみとなりましたが、
とりあえず、この件は終了です。
※この簡易露出工法は色々な既存窓そのモノを
出窓に改造や本棚収納なども露出改造にも有効です。