一般的な台所のレンジフード取替え事例です。
排気ファンのタイプで大きく異なるのが
プロペラ式か?シロッコ式か?で排気口の形状と
位置が大きく異なります。
この現場では最近に良く見られる標準タイプの
ブーツ型シロッコファン式でした。
取り外し前の状態で使用は出来ていましたが
ガラガラゴロゴロと異音が出始めて耐久限界は近いので取替。
取替に関して問題は排気方向の違いでは背面・側面・天井面の
三種パターン有ります。
事前調査では背面排気方式でした。
背面の直吐き出しか?ダクトによる上向きか?
背面への変則吐き出しか?で
排気方向のアダプター金物の別途手配が
必要な場合があります。
正面パネルと操作板を外して中が見えますが
排気の位置はまだ不明な調査段階です。
同じメーカーで同じ納まり以外は微妙に排気接続位置がズレやすく
納まりにくいので上向き変換部品とアルミダクトは無駄になっても
用意しておくのが無難です。
取替え時には横幅は事前に計れば納まるか?否か?は
想定できますが、この現場のように高さが垂れ下がりの場合は
注意が必要です。
全体の取付高さが高過ぎると背の低い使用者は操作ボタンに
手が届かない事も稀に有ります。
そんな時には取付高さを下げれば前面の上部化粧パネルの
高さ不足になり別途納まりの部材が必要となります。
そして背面の取付下地も不安定となり背面の垂れ下がり裏面も、
むき出しになり化粧カバーが必要にもなります。
なんとか新品の本体と排気部品も無事に取付て
完了後の姿です。
排気廻りでの施工途中の画像は今回はパスしますが、
いずれ別の機会があれば詳しくアップします。
この現場のように背面が少し内法壁から垂れ下がっている納まりは
ベタ背面よりは手間が掛かります。
以上でこの件は終了します。