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増築3−4(簡易仕様の一階 継ぎ足し例)

前ページからの続きです。


外壁は焼板の縦張り仕上になるのでドウブチ下地を

横向きに取り付けてから不燃板を捨て張り。

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外回りの工程も進み外壁下地が続きます。

 

この辺りは工法が色々分かれる所です。

 

予算が増しても外壁を耐震的にアップするなら

構造合板の面材を直張りしてから

防水シートを張りドウブチの下地となります。

 

しかし予算と軽量化を御客様も承知で省いています。

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この段階でも、まだ既存の掃き出しサッシは外さずに

移動はしません。

寸法だけハッキリ捉え納まりを決定して

他の部分を先行して進めます。

再利用予定の既存サッシを外した後の開口時間を、

なるべく少なくするのが狙いです。

しかし、納まりの読みが外れて知らずに手順前後で進めた結果

後でミス気づけば・・先に既存サッシを外し

移動してから進めれば良かったと後悔する

大失敗も有り得ますので注意です。

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断熱材も入れて外壁周りを塞ぎながら内装下地にも

同時進行します。

天井の合板下地も先に張り内壁下地も上部は

優先、先行して、どんどん進めます。

 

天井下地は4㎜の合板ではなく9~12㎜の

プラスターボードでも良い処。

 

軽量化に拘らないのならクロス用下地の目的なら、

むしろボード下地が近年では常識かも知れません。

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まだ外さない既存の掃き出しサッシは残したまま

手順前後になる部分が多くても進めます。

サッシには内障子が有る為に施工中も御客様の

プライバシーや防犯も守られて安心。

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まだ床下地もせずに内装下地の上部を先行してしまうのは

見た目には不自然に映ります。


既存の掃き出しサッシを、なかなか外さない為に

手順前後が長く続く工程となります。

次に続く。