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家具転倒防止1−4(見栄えの悪い納まり例)

前ページからの続きです。


再び耐震補強の簡易対策事例の続きです。

こんどは、ガラス扉付きでも木枠付き扉の事例で

固定条件では強化ガラスに直付けよりは容易です。

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収納中身の飛出しを防ぐには急激な横揺れが発生すれば

自動ロックされる部品の追加例です。

扉の枠が木製なので固定ビスが効くので簡単です。

 

この場合は隠れやすく見栄えも良いです。

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やはり、なにもしないよりは、取り付けていれば、

かなり有利となります。

家具本体の転倒防止には、もっとも簡単で

オーソドックスなL型金物で直止め。

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これらはとても簡単で基本的な固定方法でして

金具の大きさと向きで色々なパターンが可能です。

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取り付ける建物側や家具のビスが効く位置などでサイズや

条件に応じて検討すれば良いでしょう。

ただし、この画像のように建物側に有る(付け鴨居)と呼ばれる部材は

信頼できるとは限りません。

 

この部材の固定方法は常に曖昧で簡単に斜めから釘で止めてあり

手で掴み引っ張ると簡単に外れる時が有りますので

信頼できる取り付け状態か?否か?は調べてから取付が必要です。

次に続く。