前ページからの続きです。
再び耐震補強の簡易対策事例の続きです。
こんどは、ガラス扉付きでも木枠付き扉の事例で
固定条件では強化ガラスに直付けよりは容易です。
収納中身の飛出しを防ぐには急激な横揺れが発生すれば
自動ロックされる部品の追加例です。
扉の枠が木製なので固定ビスが効くので簡単です。
この場合は隠れやすく見栄えも良いです。
やはり、なにもしないよりは、取り付けていれば、
かなり有利となります。
家具本体の転倒防止には、もっとも簡単で
オーソドックスなL型金物で直止め。
これらはとても簡単で基本的な固定方法でして
金具の大きさと向きで色々なパターンが可能です。
取り付ける建物側や家具のビスが効く位置などでサイズや
条件に応じて検討すれば良いでしょう。
ただし、この画像のように建物側に有る(付け鴨居)と呼ばれる部材は
信頼できるとは限りません。
この部材の固定方法は常に曖昧で簡単に斜めから釘で止めてあり
手で掴み引っ張ると簡単に外れる時が有りますので
信頼できる取り付け状態か?否か?は調べてから取付が必要です。
次に続く。