四階建てマンションの三階に水漏れ事例です。
三階の各所に水漏れの兆候があり、
まずは居室の天井隅付近にカビと湿気跡。
その下に床面付近にも湿気跡。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
クローゼットの内部も外壁側の内側に湿気跡。
入居者様はダンボールを当てて臨時処置。
まずは、上の階で使用の設備配管からの水漏れが原因なら
上の階から調べます。
水廻りでは浴室を手始めに調べるのが通例なので
点検口を空けて中を見ると・・
異常無し!。
ユニットバスの足元付近もまったく湿気無し。
流し台のフレキによる給水接続も漏れ無し。
通常は疑いのある配管周りは、まったく問題無し!。
洗面や洗濯場なども設備配管に関しては漏れ無し。
定例の怪しいフレキシブル接続のジョイントパッキンも
水漏れは、まったく無し!
残念なような・・安心したような・・
原因不明なので釈然としません。
設備工事の関係だけで調査なら、この時点でオーナー様には
配管周りからの漏れが無いので解りません!。
・・と報告して区切れる所。
費やした調査の実費は・・関わり方次第で請求の成立、如何次第となります。
調査実費の請求に応じて頂けれるか?否か?は・・
着手前からの合意次第です。
調査結果次第に関係なく実費精算の成立か?・・
成果主義に基づき不成立か?
・・売り手、買い手にも解釈によって意見が分かれる所です。
ここで調査を遮断するか?・・さらに解明を進めるか?
・・が多能工・職の関り入り口、手前です。
次に続く。