古い洗面ユニットの洗面ボールにオーバーフローした時の
排水口の拡大画面です。
ホーロー洗面ユニットで古いタイプは、ある年数で、
このようにサビが発生するクレームが頻発しました。
最近では防サビ処理が良くなっているので改善されています。
各社、洗面ユニットの洗面ボールが弱点なのは
陶器なら物を、うっかり落すと簡単に破損。
樹脂製は簡単には割れにくいですが安っぽく
表面硬度や清潔感がやや劣る。
(※近年は↑良くなり主流です。)
そして鋼板ホーローなら割れにくく表面硬度や
清潔感は申し分無し。
しかし素材が鉄の為に僅かな表面処理(防サビ)の条件次第では
錆びが発生します。
一旦、錆びが出だしたら・・
掃除をして拭き取ったり専用ペイントで補修しても一時的で
しばらくすると又も錆が目立ち進行が止まらない事が多いです。
安易な見立てで補修しても度々、手直しとなり完治はしにくいです。
鉄は身から出た錆びで滅びるとは有名な格言。
本体の寿命ですと言い逃れするしか無くなります。
現実的な見立てとして有力なのは・・
このような場合いの対処策を選択し判断する場合は
①補修をしても長持ちはしない。
②洗面台を新品に取り換えても錆びやすい環境は続くかも?・・など
この程度の予測は必要かと思います。
一旦、錆びたら鉄は永遠に酸化しうる素材らしいです。
そして製品寿命の話ではなく給水の水質に問題が有り
鉄分が、そもそも多いので貰い錆したのも有力です。
古い水道管は鉄管がまだ残っている場合は錆び水が流れます。
朝一番に赤水が出るのは良く有ります。
そして井戸水使用ならそもそも地盤、地質の問題でどうにもなりません。
錆た洗面ボールの一部だけ見て安易な見立てで
タッチアップの塗装補修を引き受けても・・完結しないのも有り!。
※余談ですが・・
タカラのホーロー製品で特にカラーステンレス浴槽は
昔の頃の一部、製造品では品質に問題が有り施工引き渡し後
2~3年で錆や塗装の剥離が現れ御客様からのクレームで
取替えなどをメーカーが無償修理してくれた事が有ります。
品質不良による場合はメーカーも有る時期の
アフターサービスはとても良かったのです。
発注履歴などが有る場合は部分的なメンテナンス対応は
スンナリ対処してくれました。
最近はどうなのか?・・
おそらく運営状況は各社メーカーとも厳しいので
今ではクレーム対策は厳しいかも知れません。
ホーローキッチンパネルも単品では販売せず
関連機器と連係販売のみとなり
他社機器との併用が困難となりました。
自社ブランド製品の扱いには無制限な解放ではなく
守りに入っている模様です。
しかしタカラ製品は善いメーカーだと思います。
で、ないと、こんなに長年に渡り続けられないはずです。
私は今でもタカラスタンダード品は好みで有り
御客様にも、お勧めしています。
※決して・・回し者ではありませんが!(^_^;)