前ページからの続きです。
板金工事のパラペット内部の谷板金を施工を終えました。
板金工事の外部の仕上を参考の為にアップします。
外壁面は白色系統のカラー板金で包み込みです。
※このページでは画像の縦長比が極端なので
スマホや携帯なと端末によっては画像が横になり
かなり見難いかと思いますがプライベー部分を消して
サイズも加工した画像の為ご容赦下さい。
真下から見れば、こんな感じです。
横抜きドレンと集水器の外観は、
こんな感じになりました。
いよいよ最終工程の屋根瓦の葺き戻しをします。
要点は軒先瓦の不安定な納まりを壊れにくく、防水性も備えた、
やり易い施工法で納める工夫をしたいのです。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
やはり昔からのアナログ工法として屋根用の練り土を高さ調整と
土手作りのバックアップ下地として用います。
この素材と手法は情報化、ネット社会になっても
アナログな基本ノウハウとして根強く残り必要とされます。
急速化する現代社会の中でも何千年も前の素材や手法が
繰り返し試された結果・・残って来たのです。
高さ調整などの土、土手の外面仕上げ材は屋根用の
カラーモルタルを用いました。
シックイよりは耐久性が高いと思いますし
作業性も良いです。
この材料に関する配合種別は多分・・白セメント・寒水石(珪砂)・
プラスター・防水添加粉末剤?・・などの配合かと思います。
さらに強度を増すならGファイバー繊維材を混入すれば
亀裂防止に有力だと思います。
普通の予算グレードなら、
そこまで拘らなくても良いかと思います。
普通の屋根用カラーモルタルで十分かと思います。
別な手間かけ例とすれば練り土の中に園芸用の
樹脂パイプ(昔なら割り竹)などを鉄筋替わりに
入れ込めば多少は強度が増す事もあるでしょう。
コツは瓦を並べて高さと通りを定規を使用しながら
一発で微調整し決めてから時間が経過して硬化時期に入ってから
後は不必要に何度も触らない事です。
うっかり瓦を踏んだりして下がってしまうのは論外です。
施工要領はブロックやレンガ積み、又はタイルのダンゴ張りなどの
モルタル、練りネタ材の基本使用要領とほとんど共通しています。
現場実践、特有の体感的な作業感覚ですが、
慣れると結構面白く感じます。
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