前ページからの続きです。
妄想での設計プランの確認は、まだまだ続きます。
外壁は約91㎝ほど出っ張ります。
予算の関係で既存アルミサッシは、そのまま生かし取りして
再利用です。
外壁は12㎜合板を捨て張り下地にケイカル系の不燃材を
ステン釘打ち張りに防水塗装仕上のとてもシンプルで簡易な内容です。
既存の一階屋根には瓦棒板金葺きですが一階の軒ウラはそのままで
生かせばコストが大幅に節約できますので軒鼻は残します。
軒先が落ちないか?の問題は壁厚105㎜以内で
くの字形の金物によって十分に固定できる納まりが可能です。
瓦の場合は荷重的に無理があります。
無理やり付けたり、ある程度の重量が掛かるなら
持ち出し加工した鋼製材の補強材が必要ですが
板金仕上材は軽いので軒先を飾り目的で残すのは取付固定さえ、
十分に対処すれば庇の骨板下地の跳ね出し納まりと変わらずで
問題ありません。
問題は切断解体部分と残し部分の着手のタイミングです。
軒先をヘタに、すべて切り取ってしまっては
一階の窓に対して雨除け代わりの軒や庇などが無ければ
実用的にも困るしデザイン的にも忘れ物をしたように感じます。
既存の納まりに準じた仕上がりの増築納まりが
違和感の無い増築仕上に感じられる場合が多いようです。
既存の鉄製ベランダは、すべて取り外し改造します。
大切なイメージ確認はさらに次のページへと続きます。