前ページからの続きです。
次は内装よりも、やはり外部の雨仕舞い下地工事を
優先で進めます。
ベランダの跳ね出し床とパラペットはすべて木下地。
ベランダ床はカラー板金の平葺きで多少の勾配を付けます。
その上にアルミ根太材を転ばし取付で
既存の塩ビ床材を生かし取りした物を再利用します。
パラペット下地組の正面付近はこんな感じです。
そして出隅部分はこんな簡易な納まりです。
そして建物取り付き付近はこんな感じで
アルミ手摺の取付下地として袖壁を作る予定です。
板金葺き前の防水下地のルーフィングです。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
この当時はゴムアスがまだ普及していなかったので
22㎏のカラールーフィングでした。
ゴム系は、あったかも知れませんが価格的に予算には
合わなかったはずです。
本来ならFRPやシート防水も考えましたが、とにかく
予算が合いませんでした。
まるで呪いか呪文のように駆け巡る[予算が・・]
決して・・予算は、ない事は無く、有るのに・・
それ以上の内容に付け足すので・・
予算が予算がと、なります。(^_^;)
雨漏れの打開策は水吐け勾配を思い切りつけて水切れを良くします。
屋根勾配が緩い納まりでも板金材の仕上げは
コンクリート土間よりは水捌けが良いです。
ベランダの床の傾斜がキツ過ぎるのを後の仕上げで緩和するのは
デッキ用アルミ根太の転ばし組をする時に
勾配を戻す予定なので歩きにくさは回避できます。
この時点で工夫をしたのはエアコンの室外機を脱、着すれば
接続費用が別に必要なので接続したまま、室外機を浮かしたり
多少の位置変えに対処し予算軽減を図りました。
後はいよいよ内装に取り掛かります。
次のページに続く。