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サッシ取付1(古い木製建具の交換03)

前ページからの続きです。


次は取付段階へと進み
まずは下枠の取付ですが、これは柱の巾と同じサイズで
高さだけ納まりの良い厚みに加工した物で取り付け。

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要点は通りを真っすぐにする事が必要で

特に通り高さは重要で建具の転びが影響する為。

そして柱との突き付け角度も注意が必要で
柱のツラは、ほとんどが様々な角度に変形しています。

突き付け状態が隠れる場合でも変形が激しい所は

合わす必要があります。

例えば、この場所では、↓切断角度が、こんなに変形。

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化粧になる枠材は切り合わせしてから

オイルステインなどの塗装も先行。

後から塗るよりは明らかに楽で早く綺麗に塗れます。

次は上部の継ぎ足し下地を↓先行取付。

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見えない所はもったいないので下地木材で良いです。

要点はサッシを取り付けた後に中央が垂れ下がりや

上り過ぎないように通りを調整。
 

古い建物は既存の柱や敷居や鴨居は色々な曲がり癖があります。

各所の仕上材や見えない継ぎ足し下地材も

サイズ合せは加工などで調整。

サッシ枠との隙間が2~10㎜以内でデコボコ変形が有るなら

継ぎ足し下地材を省き
部分的なパッキン調整の方が良いです。
 

側面の縦枠付近も隙間の大きさや曲がり度合いで

下地材の先行取付か?
パッキン調整か?を選択します。
 

縦枠や上枠の見える化粧枠は曲がり癖や変形が有る場合は

後から被せ気味に取り付けた方が納まりが良いです。
 

これは内部の化粧枠取付後。↓

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下図は↓オイルステインで着色済みの化粧縦枠の取付後。

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次は外部のダメ仕舞に移ります。