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この現場は床の張替とは別に内壁と天井のクロス張替も施工予定。
取りあえず床張りが優先となります。
施工時の汚れついでに古いクロスを剥がす作業は
同時に進めており、すでに剥し終えています。
施工のコツはその場所を一旦、触れば、出来るだけ
汚れ作業は同時に、終えるのが理想。
最初は床張替を主にはしますが関連作業は途中の事情や
タイミングで臨機応変に切り替えが必要です。
玄関ホールの広い面からローカの狭い面の場所は
床板張替の手順が極端に変わります。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
壁面、巾木の下に入り込んでいる、張り始めや張り仕舞いの
古い床板を抜き取ったり張り仕舞いの新規、床板を
先に入れ込みしてから後で戻すのは、かなり要領が必要で
困難を伴います。
下図は向かって右が張り始めで左は既存床板を残したまま、
張りながら剥す手順です。
張替する床板の順番や最初から床板の
目地ラインの出し方なども要領が必要。
床板は最初の張り始めとなる玄関框との突き付け巾は、
もっとも長い基本ラインから逆算しローカの長い目地ラインを
優先にした削り合せの調整が必要となります。
仕上がり後の玄関付近は、こんな↓感じに仕上がりです。
ローカの奥から玄関ホール付近を見れば、↓こんな仕上りです。
この直線ラインを最初から基準↑として捉えて
玄関の上がり框の取り付巾を決定します。
細かい説明や画像はパスしますが機会が有れば
アップできるかも知れません。
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