二年以上前に詰り抜き対処をした現場で再びトイレの排水不良。
敷地の排水経路は良くなっているはずなのになぜ?と通常手順で調査。
汚水管の中間付近のインバート枡がオーバーフロー状態です。
以前修理した位置よりも、もっと水下の位置へ調査は拡大しました。
末端の古い取付枡を蓋を開けて調べると・・原因発見!
出口が樹木の根で詰っています。
やはり古いコンクリート枡なので配管との隙間から
樹木の根が侵入し汚物が引っ掛かり
堤防になって詰まった模様。
処置は詰まり物の樹木の根を切って除去する事によって
簡単に抜けました。
この原因なら定期的な会所枡内部の点検掃除だけで済む事ですね。
使用者側のトイレ掃除当番の人などが蓋を開けて確認し
異物が有れば除去するメンテナンスで可能。
やはり樹木の伐採や不要な根を除去するなど排水以外の管理も必要。
汚水配管の近くに樹木があると根は栄養分を求めて汚水や
雑排水の隙間は狙って根を伸ばして来ます。