二階の軒先のトイ付近からボタボタと雨洩りがするとの事で
対応した事例です。
この案件は常に起こるトラブルの標準パターンです。
集水器の中か?その下に有る継ぎ手の中が詰り
オーバーフローする現象がこの原因ではトップ。
又は下部の排水ツナギ付近の詰りで縦トイの中まで満水となり
二階まで水が溜まり溢れる事も稀にあります。
二階の屋根に上がると・・
トイの一部が畑か?植木鉢?状態になっています。
まるでカイワレ大根を植え付けているような植物畑です。
二階の軒先を屋根から作業するのは毎回とても危険を感じます。
下の画像は↓詰りモノを除去した後です。
集水器の中が詰るのは鳥が巣を作るのが切っ掛けとなったり
テニスボールやバトミントンのシャトルが屋根に当りトイに入り
集水器まで運ばれ出口で引っ掛かり塞がる事も多いです。
後は空気中の粉じんや屋根瓦の汚れなどが長年に渡りゴミとなり
堆積され土壌となり種子が風で運ばれたり鳥が運んだりで
植物が生える自然現象が多いです。
やはり定期的な異物除去や点検が必要ですが
高所なので、とても危険。
安全な所から遠隔操作の小さなカメラなどで写しながら
調べるのが無難ですね。
近年では小型カメラを伸縮ポールの先に取付て遠隔操作で
手元のモニターを見ながらさらに遠隔操作のマジックハンドなどで
トイの詰り物を除去するのは可能です。
危険な高所作業を避けて安全に対処は可能な時代になりました。
それらの試作は何度か挑みましたが色々な改良の途中です。