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トイレ修理5-2(古いタイプの腰掛け便器)

前ページからの続きです。


このトイレは今から約25年以上前に内壁がカビだらけになって

内装をやり替えたのが始まり。

その頃はトイレ便器の機器は異常無しで内壁のカビ原因を発見し補修。
 

※余談になりますが・・

 

建物は当時の建て売りが盛んな頃の物件で2×4工法が主流になりかけた時代。

その流行の反面で外壁パネル内の通気性が悪く特に北面の

外壁は北面結露でパネル木材下地やパネル合板が腐食、カビが出始めて

構造の欠陥が知れ出した頃。
 

大手のメーカーでは、すでに欠陥を対策済みが多い中、
小さな建て売り業者の扱う2×4工法は品質も悪い

儲け主義の不良品質が販売され続けました。
 

その後、何年かして色々な粗悪内容が明らかとなり

悪質な建て売り販売業者は自然淘汰されました。

しかし販売済みの建物の実態は、その後も大切な住み家として残り
増改築の度に、その欠陥の中身が次々と現れる事となりました。
※本題に戻ります。

 

十年ほどの間隔で古い洗浄便座が不具合となり

取替えとなったのが、ここから。

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洗浄便座の不調は消耗機器なので欠陥でも無く問題は無し。

しかし床下は既存のままだったので床表面がフワフワと

陥没気味となり根太との間が床合板下地の強度不足により

毎度、現れる現象で良く有るパターン。
 

床の不調に気が付いてから二年ほど様子を見ながらも

御客様はねさほど修理の必要は感じず処置を引き延ばされました。

次に続く。