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排水修理2-2(詰り易い条件は地盤次第)

前ページからの続きです。


二階の手洗い排水で抜けが悪い原因を

順番を追って対処しています。

一階、排水系統の埋設配管を掘って調べると、

さっそく一部の排水管で怪しいクラックに遭遇。

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その近辺を思い切り掘って見ると・・

地盤の陥没によるズレがあちこちに出没。

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外れた排水管に土砂が入り排水が詰り気味になっていたらしい。
 

古い造成地なので元々の地盤が軟弱なら液状化になったり

不安定な状態になります。

そして、この現場では決定的な敷地の使用条件が重量物の保管材料。
 

鋼材などをホイストクレーンで吊って降ろす時に

度々、重量物の落下衝撃が地盤に有ります。

直下型地震の様な縦揺れ振動は日々起きているので

沈下の影響は有りそうな現場環境。
 

本来なら可変式のジャバラ継ぎ手で接続すれば地盤のズレに

追随できますが沈下地盤も長年に渡り落ち着いた頃です。

 

予算やその他の関係で平凡な継ぎ直し補修で決定。
 

ズレが再発しやすい部分なのでMSジョイントの

伸縮タイプの継ぎ手を使用。

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そもそも中間で継ぎ直す場合は伸縮性の

ヤリトリソケット系でないと入りません。

地中の各種配管は、まるで人体の循環器などを思わす様々な

系統の接続配管が入り混じります。

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地中には、うかつに杭やアース棒などは打ち込めない事が

思い知らされる地中の埋設物、情景です。

まだまだ他のメンテナンスは続く。