前ページからの続きです。
こんどは屋根からの雨トイ排水修理事例。
やはり地盤沈下による原因で陥没したり
破損した部分の各所メンテナンスです。
まずは上の画像↑では縦トイから地盤排水管への接続で
約4~5cmのズレで外れています。
この程度なら縦トイの方を下部の縦や曲がり部分を延長し
補修は可能。
本来なら地盤排水管が陥没下がりなので排水勾配がなく逆流でも
なっているならば地盤排水管を上げ直しする必要も有ります。
しかし排水勾配などには問題が無い程度なので、
このヵ所は地盤排水管は触らない方が良いので
この後は仕上げ画像は省きますが継ぎ足し延長接続で完了しました。
下の画像は別場所での地盤沈下による影響を受けて
雨水排水管の陥没事例です。
この雨水専用、露出配管は地盤沈下に排水管が
引っ張られて破損寸前。
しかしまだ割れてはいません。
ここは会所枡が近くに有るので掘り起こして無理やり露出配管の
埋め込み部分を持ち上げて入込み戻しで無難に補修できました。
下の画像部分はさらに別場所の現状。
今度も雨水専用、露出配管ですが、ここはすでに破断済み。
後は普通にツナギ替えで完了。
地盤沈下は影響が大きいですが配管の目的によって
その対処は大きく異なります。
雨水程度は容易ですが雑排水や汚水管系統の生活排水なら
簡単には済まないです。
民間敷地内で建物関係による地盤陥没なので規模も少しなので
道路での配管トラブルよりはマシです。
以上で地盤陥没による埋設配管の修理は終えます。