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浴室修理・改装2-3(タイル浴室を→ユニットバス仕上)

前ページからの続きです。


解体の後は排水配管の位置変え。

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ユニットバスの排水接続は、ほとんどのメーカーが
入り口の反対側の隅付近に既存から接続して立ち上げて、

いれば納まる事になっていました。

 

近年では隅ではなく所定の排水接続位置が製品ごとに

指定されていますので注意。
 

基礎の内側は、ほとんど空間となり給水、給湯、排水などの

配管スペースとなります。

いつもユニットバスで気になるのは各種配管の

水漏れトラブルの時に、いかに早く発見できるか?です。

濾水状況が一目で解るようにベタ基礎コンクリート
多少の勾配で外部方向へ水捌け傾斜として基礎に

ドレン穴を設けて置くのは御勧め。

普段はキャップ栓をしておき、何年か置きにキャップを外して

水漏れを調べるのは得策です。

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上の画像のように土台が埋め戻しの土やガレキに埋まり

防腐処理をしていなかった為に、かなり腐食気味です。

幸い表面だけの痛みだったので防腐処理をした程度で

取替えする必要はなかったです。

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給水管や給湯配管は既存のままで再利用し接続付近だけ

継ぎ手の交換で終えました。

ユニットバス本体はタカラのエメロードと言うタイプが

普及していた頃の商品です。

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ごく一般的なグレードのタイプで価格と品質では

御客様には満足感で人気がありました。

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当時のタカラ製品は唯一、ステンレス土台を横置き敷きの

納まりなので信頼性も大きかったのです。

古いユニットバスがFRP製でアジャストボルトの一点支持で

本体を支えていた製品が、ほとんどで一点支持の部分に負荷が掛かり

FRP製の床が盛り上がり、ひび割れしたり
床下のアジャストボルトは錆びて朽ち果てそうな物を

マンションの現場でたくさん見ました。
 

タカラの製品は鋼板ホーロなので防サビ処置の難点が過去は、

かなり有りましたが最近は品質と施工規定が、

かなり向上しているようで安心感が増しています。

次に続く。