前ページからの続きです。
古い板はすべて解体撤去をしてから着手。
この程度の作業でも要領と工夫が必要。
どんな作業でも技量や業務の取り組み方を客観的に見られ
プロらしさを測られる時が有ります。
※余談ですが
見られてプロらしさの度合いを測られた結果に対して
①なにも感じない人。
②とても気にする人。
③どうしようも無いと開き直る人。
大まかに3タイプに分かれるようです。
解体の場面では何処から始めるか?・・
有利な手順や大バールのテコ使いの要領・・など
見た目の技量はハッキリ現れます。
※本題に戻ります。
腐食した木部を撤去した後は錆びたボデーの表面を軽く
ケレン処理と掃除をしてペンキ塗り。
この時も・・何処から塗るのが有利か?も技量のうち。
そして大きな判断力としては塗ろうとするネタの量と過不足の
目安を知り全体を完了させる為に色々な条件に合わせて、
途中では修正する必要が有るか否か?の判断が必要です。
塗料ネタの限られた量と仕上すべき面積を目測して
完結する度合いを推測したり薄めて引き延ばす処置などが
途中で工夫できるか否か?は
大きな違いとなって色々な結果に及びます。
素人ぽい例としては成行主義で単にペンキ塗りをして
途中で無くなり仕上がりが出来ない。
しかも塗る順番を無視した為に見えにくいどうでも良い所から
塗って見えやすい部分が残ってしまいパスする事もできない
塗り残しとなる場合など。
追加塗料を買ってきても最初のネタが特殊な種類や色で
継ぎ足し塗りと仕上が合わずネタの量を補充しただけでは
全体の仕上が統一できず最初から二重手間の塗り直しとなります。
こんな不手際、要領の悪さは、うっかりすると様々な場面で起こります。
ボデーの塗装も終えでスノコ板の根太代わり板をタッピングビスで取付。
次に続く。