前ページからの続きです。
軸組の後は屋根の折板ルーフ葺き。
これで雨降りにも鋼材が錆びず安心。
外壁廻りの横付けフレームの寸法を確定して仕口造りの後に取付開始。
C型鋼の部材でタッピングビスの取付仕口の墨付け。
バカ穴は先にあけてから切断して曲げる予定。
先に曲げると穴あけがやり難い為だけです。
※本来は鋼材専用カッターで奇麗に切断して穴あき用の
L型金物を利用するのが奇麗なはず。
バカ穴あけは切削油を付けながら、あけないとキリが焼けつき
消耗が、ものすごく早く消耗コストの無駄。
※これも鉄工所専用のボール盤で穴あけが正確で早くて奇麗で楽。
・・のはず。
ここで唯一、有利と感じたのは、このように重い鋼材を並べて、
まとめて穴あけするのは効率は良いはず。
ボール盤で穴あけより精度は劣りますが楽で早いです。
ボール盤の固定機械に一本ずつ入れ差し、しながら
穴位置のセッテングは面倒でも有ります。
それでも穴あけをひ弱なドリルで直穴あけは労力でも負担が多く
穴あけの精度は、やはりボール盤には負けます。
材料を並べてのドリルでの穴あけ後に切断。
当て木とリン木を安定させて叩き曲げ。
※この叩き曲げが・・時代遅れもいい所で・・機械曲げと違い
大曲が、とてもダサいですが承知の上です。
最初は、ぶつ切りで溶接やL型金物でボルト止めよりは
叩き髷が簡単そうでしたが・・
やはり懸念していた通り手間は掛かるし精度はかなり劣ります。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
少量の仕口数なら可能だと思い、取りかかりましたが・・
結構仕口数が多く、労力は最初の想いに反して、かなり必要でした。
多量の場合は効率が悪く見栄えも悪く結果的には、これは、お勧めできません。
2~3本なら何時でも使える有効策なので機会が有れば、お試し下さい。
次に続く。