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アルミサッシも入り、外壁に合板の面材を張り構造下地に着手。
この頃はまだ針葉樹合板は普及前で厚さ12㎜の
コンパネ系の合板。
と言っても・・コンパネもどき材が多く
品質にはムラが多い頃でした。
外壁の表半分は木材系の下見板仕上で、その他は
角リブ鉄板の混合仕上。
サッシ廻りは防水テープで対処しますが防水テープも、まだ不安定な
品質が多く本式のタイプはとても高価でまだ普及前の
シージングテープ系が主流で多用しました。
今では、もっと防水性能や接着効果が有り価格も
安くなり普及してきました。
下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。
サイディングの最下部も突き付けが多く目透かしするのが
水切れ納まりの必要性はまだ認識不足や必要性が曖昧の頃。
まして通気工法などは、ごく一部の現場にしか定着されていない時代。
もちろん今でも必要に応じて納まり内容は大きく異なり、
状況によって様々です。
次に続く。