前ページからの続きです。
内部に着手する前に既存との取り合わせ側の外壁に進みます。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
ここは表から見えにくい狭い通路の外壁なのでVリブ鉄板仕上。
狭い通路での上部は、やりにくい巾ですが、この程度なら作業は可能。
表のカントリー風、木製外壁とVリブ鉄板の白色が妙にマッチ。
下図は編集加工で斜め端がカットされています。
余談ですが・・
外壁にVリブ鉄板の木目柄を主に張り、上部付近に白色を張り
左官仕上の白色風に見せるパターンが昔は流行りました。
この時に問題となったのが縦張り仕上のVリブの縦ピッチが
下部の木目柄と上部の白色柄が横幅ピッチで合わない
製造上の欠点がありました。
同じ製造工場でないのか?販売メーカーは同じで有っても
僅かに働き寸法が合わない不思議な材料でした。
最近は、どうなのか?確認していませんので不明。
縦ラインの僅かな違いを当時の対策としては上下の色違いの境目で
横見切り材と水切りで縁を切るのでVリブピッチの縦ラインは
合わなくても遠目に見れば、ほとんど解らないのでオッケーでした。
しかしVリブピッチの縦ラインはズレますが、
横見切り材を省き上下の縁を切らず、直に、縦継ぎ重ね張りも有り
働き寸法の違いでズレて合わないのは、被り代を少しずらせて
無理やり張る事も有りました。
板金材料の折り曲げ加工品では同類なのに
働き寸法の微妙な誤差による不思議な、そんな納まりがありました。
※本題に戻ります。
外壁廻りも終えていよいよ内部に着手。
御客様の参加も、やや安全な外壁廻りの断熱材入れなどに
関わって頂き、とても楽しそうな一幕もありました。
次に続く。