内壁の化粧ボードなどは張る順番と方向などで
作業の優位さには多少の相違があります。
例えば、こんな変形納まりは、向かって左側が
巾落し後の削り合せが必要。
張り仕舞いの場面で向かって左側への方向性で
左の削り合わせは左利きの人が有利。
化粧ボード材は、こんな時に斜め削りの刃先は脆く壊れやすく
加工が決めにくいです。
仕上後は刃先を鋭くせずに面取り突き付けにして
目地にカラーシーリング押えが必要。
内法から上の方は小物のなので大きなサイズを他に先行張りしてから
半端材を使いきるのが常套手段。
こんな小さい部分を方向性の順番通りに先に張る為に
大きい物を小さく切断しながら張るのは危険。
大きな物を、もし切断ミスした時に小物サイズへ
切り使いで有効活用する手順が望ましい。
流し台も仮り据付して進展。
流し台の上付近は化粧ボードのままで簡素化。
本来はタイルかキッチンパネルが理想も予算が・・。
化粧ボードの表面はビニールクロスなので暫くは
水廻りに堪えられますが、
いずれはステンレスを張るなど防水策が必要。
中間に残った柱は既存の二階建て通し柱で最初から
抜かない方が無難な為に残した大切な柱。
これは無理して上部で梁を入れれば受けられて下部は撤去できますが
別棟と既存建物は強度や一体化では不安定なので残し安全性を優先。
後で表面は仕上げますし色々と物を置けば隠れます。
次に続く。