店舗内で間仕切り前の厨房内は御客様が自前の機器や
備品を着々と準備します。
長年の夢が現実になる手前です。
さぞかしワクワクされた頃だと思います。
物を配置しながら最終的な間仕切り位置など詳細を決断。
この辺りの室内レイアウトなどは最初から平面設計では
現実的なサイズや空間など実用的な妥協案は
判断しにくい所でした。
やはり現物を置き立体感を感じながら
使用者の希望を優先にするのが基本。
間仕切りの位置は現実的な動線や必要な空間などを考慮し
希望を入念に検討しながら決定。
高さや出入り口の巾位置などは、なるべく建物規格サイズに準じて
コスト配慮の為に推奨、提案します。
開口部の巾寸法は半間・一間・・など材料定尺サイズや
建物モジュールサイズに出来るだけ合わすのが
全体のバランスとコストパフォーマンスには良いようです。
間仕切りの上部は吹き抜け効果を演出する為に空間を設け、
壁面も無垢の節付き木材を多用。
窓枠もオリジナルでダサいと言われるかも知れませんが
節つき一等材の粗作りに決定。
次に続く。