間仕切りの窓建具は、あえてダサいと思われるかも知れない
シンプルな仕上狙いで粗作りを開始。
建具屋さんに外注するのが小綺麗で無難ですが
コスト条件と制作経験の為に自作。
建築大工と指し物大工では緻密さなど諸々の違いが有ります。
だからと言って建具屋さんが皆パーフェクトな仕事をするか?
と言えば、そうでも無く
外注しても不手際や手抜など様々な当たり外れとなる事が有ります。
(※現に何度か有り、色々な影響は有りました・・が誰しも有り得ます。)
すべての専門業者、職人などに言える事かもしれません。
もちろん!・・私も同じで他人事ではありません。
ガラス障子の枠はホソの付け方とガラスの入れ方などは
簡易な標準パターンで着手。
まずホソ穴あけから開始。
次にガラス入れ込みの溝シャクリ加工。
最終的にホソ付け加工。
ホソ付けはホソ穴あけの後にするのが無難。
ホソ穴を先にあけて、穴が大きくなり過ぎるミスが有れば
ホソ付け時に太くして微調整できるメリットが有ります。
これは建築構造物の柱のホソ付け、ホソ穴のキザミ加工にも言える
手順選びの有効策。
枠を組み込み接着時にはハタ金やゴムバンドなどで締め込み仮押え。
4mm型ガラスを入れ込み窓に納めて完了。
とにかく細工物は建具屋さんに外注した方が得策ですが・・
やってみるのも御勧め。
唯一のメリットは他職の難しさなどを味わい初心に戻れます。
細工物創りではコストと仕上センスが建築大工では劣るのが大半。
しかし・・世間には本業では無いのに専門業者以上の
造り手の方が居られます。
木工機械や手道具も本職以上の物を持ち、技術力は
県や国から表彰されるほどの匠が居られます。
本業はまったく筋違いの職業で趣味レベルだそうですが
世の中はスゴイ人が色々居られます。
次に続く。