木造で簡易な物入れ作りをします。
モルタルの外壁が入隅になっており、そこのスペースを利用。
骨組は米松の45㎜角などで下地用木材をメインに使用します。
入隅なので屋根は角型で波板張り仕上げですが
外壁は通り道なので斜めに変形させます。
こんな形の既製品ストックヤードは市販されていません。
まして、高さも希望のサイズに出来ます。
桁や柱などは長さと強度が必要なので90×45の米松、下地材を使用。
外壁モルタルに捨て穴をあけて下地が有る所を狙って
長いビスで本体を止めます。
波板はポリカーボネートでステンレス笠釘打ちの定番仕上げ。
内部は御希望のサイズと段数でシンプルな棚板取付。
素材は下地材と合板の組み合わせ。
扉も同じ木製の下地とポリカ波板の簡易仕上げ。
棚受と外壁の波板用の横桟木とは高さが近い処は
兼用にすればダブらずシンプルで合理的です。
下の床板は地盤の湿気を通気、換気させる為に
節目の有る安価なヒノキの目透かしスノコ板です。
入り口側は短くても軒先が有るので雨だれ対策で雨樋も取付。
タテトイは既存の物に接続、改造。
外壁の横桟木のピッチと建具の桟木は波板が透過性で見えるので
高さはなるべく合わせた方が僅かな事ですが見栄えが良いです。
中には大好きな園芸用の関係物を収納する予定らしいです。
御客様の好み通りになり、とても喜ばれました。