重い家具を中身を出さずに移動する場合の例です。
家具スベールなどと言う摩擦抵抗の少ない
テフロン加工した素材を挟むのも有りですが
単にダンボールやベニヤ板を床との間に挟み
手で引っ張り出すのも可能の時が有ります。
要は重い家具の浮かし方が重要です。
大バールが有れば僅かな隙間を狙って、ほとんど
臨時に瞬間的に浮かす事は可能です。
注意は傷つけ防止です。
もちろん床と家具の両方に養生板など対策が必要。
床が、しっかりしている場合は専用のキャスターを利用すれば
養生無しの場合も有ります。
この家具は軽い方で一人では移動が困難ですが専用道具なら
簡単に移動できます。↓
これは↓食器の入った重い食器棚なのでキャスターでも
養生が必要なのでベニヤ板を敷きます。
動かした後なので後ろには、普段は掃除ができない所なので、
たくさんのホコリが溜まっていました。
移動用キャスターの入れ方には工夫と手順が有りますので
決して簡単ではありません。
ヘタすると手を挟んで大怪我したり傾いて壁を傷つけたり
方向によれば倒壊します。
既製品で下図のような専用具が市販されています。
約300㎏の物を移動可能と表示ですが
現実は半分程度の重量なら実用的なのは間違いないです。
何度も利用し確信できています。
長い方向の傾きは大した事、ありませんが奥行方向は
キャスター支持距離が短いので一個が外れると傾きの度合いが激しく、
とても危険になります。
一番、安全そうなのは動かす家具の底板サイズの合板を作り、
それにキャスター四個を簡単に外れ抜けしないように両面テープや
ビスなので固定し全体を差し込めば良さそうですが
重い家具を全体に浮かす事は不可能なので、
徐々に浮かせながら、やはり一個づつ入れ込みます。
さらに移動した後に狭い壁際に据付が多いので、やはり
家具全体を浮かし下の移動架台、全体を抜く事は不可能です。
もちろんフォークリフトなどで吊り上げられる訳ではありませんし・・。
以上が専用の移動専用のキャスター四個を使用した例です。
床や家具の下場がキャスターを挟めない構造の不安定な家具の場合は
ジャッキアップして鉄管パイプなどをコロにすれば安全です。
次のページでは、それらの事例で続けて見ます。