多感な子供さんや大人でも、ふと誤ってか?、わざとか?
壁に大きなキズや穴を開けてしまう事が稀に有ります。
そんな時の対策には埋込木枠取付が有効です。
最初の傷跡の状態は画像が無くて残念ですが切り抜いた後です。
4㎜厚さのプリント合板ならカッターナイフと手ノコで
簡単に切断出来ます。
下地板が見えているのは10㎝ほど奥の外壁用のラス地板です。
プリント合板の直ぐ裏側に有るように見えますが離れています。
水平と垂直は、きっちりと決めたら好きな大きさに切断して
必要なサイズを決めます。
切断した周囲はドウブチ下地材を入れて補強し、
枠は被りを残して加工した物で外枠を組みます。
シャクリ加工が面倒なら正面だけ額縁重ねを後付けでも良いですが
小さい場合は狭い枠が二重になりますので面倒でも被りシャクリ加工で
シンプルの方が良いかも知れません。
壁の中は奥行きが空洞なら10㎝ほど有りますので
小物の置き場の収納深さとしては十分です。
止め方は接着か?小さな釘が?頭の細く小さなビスを少なく固定します。
この木枠のデザインは、半留め仕口のオーソドックスで
変化が有りませんが単なる突き付け仕様が最近では主流です。
昔は当たり前だった留め仕口ですが近年では・・ダサいと
不評される時が有ります。
他には、もっと粗い仕上げのアンテークやカントリー風など
色々考えられます。
機会が有りましたら、お試し下さい。