雑用の不要物処分の続きです。
樹木切断の太い幹を切断は樹種により変わります。
針葉樹は樹脂のベタベタ液が刃物に付着すると切りにくいですが
この山モモの木は樹脂が少なく切断は、し易い方です。
太い幹の切断ですが電動のチェーンソーでは限界が有ります。
しかしバーの長いエンジン式を使用するには、
めったに使用しないので不経済です。
そして騒音も電動の方が明らかに少ないので住宅地では無難です。
工具が、↑とても小さく見えますがバーの長さは38㎝ほど有ります。
これらの切断は作業時間が半日ほど掛かります。
対象種別はガラリと変わり不要家財の可燃物として布団や家具などです。
まとめて積込みはしますが最終処分前には、ある程度は
仕分け、分別は必要です。
積込み手順では布団などは最後にカバーとして被せるのが
荷崩れ防止には有力です。
先に中に入れてその上に崩れ落ちやすい小物を上に露出するのは
走行時に落下しやすく危険です。
次の種類は↓廃プラ類として混合物の扱いです。
テレビなどは家電リサイクル法に従って
適正に処理する事になっています。
その他、色々な廃棄処分にも関わります。
ダンボールなどは、やはり被せに使用するのが賢明です。
このような混載された物は木材系の可燃物と
廃プラ類は仕分けが必要な場合と
突っ込みのままで中間処理場で一括、処分できる場合も有り
ケースバイケースです。
仕分け分類に手間を掛けても処分コストに
節約の成果が有る場合と、まったく効果の無い時もあります。
次の例は重量が重い物で↓下に残土、土砂系が大半で
上に古い木材の可燃物を重ね積みの例。
積載オーバーになりがちな場合は積んだ後に
敷地から出ようとする時に車体が下がっているので
段差が通過できず、再び降ろさなければ、ならない
大ミスの時が有りますので事前に状況判断が必要。
道路との段差が大きいと車両の腹を擦る時が有ります。
擦る程度ならマシですが・・
乗ってしまいタイヤが浮くと、荷を降ろすか?
ジャッキアップで低い所に板材を敷き込むか?
段差の解消が必要。
しかし積載オーバーの場合は簡単にはジャッキアップも出来ません。
鉄材など↓金属系が多い場合は持込先が異なります。
金属系のスクラップの大きい物は積む時が大変ですが
処分場ではアーム付きホイストクレーンで
掴んで降ろしてくれますので、とても楽です。
しかし飛び跳ねや、滑り落ちなど、とても危険なので注意が必要。
細かい金属片は大きな円盤状の電気磁石でくっ付けて取り去ります。
そんな時の対策として荷台にはベニヤ板などを敷いていないと・・
軽トラぐらいは、くっついて吊り上げられます。
その辺の配慮は最初から必要です。
以上が廃棄処分の色々なパターン例でした。