別の現場で玄関チャイムをモニターホンに取替事例です。
外壁塗装や洗面化粧台の取替など他の工事に関連する場合は
配線関係は優先的に着手します。
玄関子機の取付場所には左側に
チャイムの押しボタンスイッチが付いています。
竪樋が有り取付スペースはギリギリで右にポストが有るので
右にしても良さそうですが
左からが通常の出入り方向で右がドアの吊元だし
既存の配線を利用するなら、この場合は左側がベスト。
内部のチャイム本体は電池式だったので100v電源は
近くにも無く新たに増設する必要が有ります。
高さもモニターホン本体は1mほど下げるので
現状の位置よりも↓信号配線も下げて延長となります。
たまたま、すぐ裏側が洗面化粧台が有り
後から取替予定になっています。
取替予定のミラーキャビネットの裏側で
100v電源配線の取出し改造をします。
まずは古いキャビネットを外しますが・・
まずは↓取付ビスの位置が解りにくい納まりでした。
固定ビスを隠していた↑樹脂カバーを外して
本体を一時撤去し配線を壁の裏から配線貫通の隙間を探したり
新たに経路を作りコースを確保します。
途中では針金や番線など、きっかけになる
ガイド線を貫通させて試みます。
なんとか入れ込んだり、引き出したりで
貫通させる、この段階が主な作業です。
こんな時には大工作業の心得があれば構造の
予測が容易で配線貫通の最短、有力コースが
予測できますので多能工は有利となります。
100v電源も近場の洗面用コンセントから分配します。
壁面のクロス張替えの時期には隠蔽できますので、
それまでは露出でも問題なし。
古いチャイム本体も外し既存の信号配線と繋ぎ直し
壁面の裏側で1m以上を下げて延長します。
リビングの内壁にはモニターホン親機の取付位置に
配線を取出し穴をあけて信号線と100v電源の
配線を引出します。
ここまでの作業が重要な工程です。
後は端末機器を取り付けて、元あった
古いチャイムの本体跡は化粧カバーで塞ぎます。
やはり露出配線ではなく↓隠ぺいが綺麗でスッキリします。
玄関子機も取付位置は、まずまずで
使用には問題なく完了です。↓
やはり配線の納まりが重要なポイントになります。
配線の有無に関係なしのワイヤレスも有りますが
玄関子機の電池の取替が必要で
100v電源供給タイプが長期使用には安定性が有ります。