前ページからの続きです。
下水切り替え工事には念の為に仮設トイレを用意していましたが
御客様は臨時に、まったく使用する事が無く
作業者の為には役に立ちましたが
不要となり邪魔なので撤去します。
その時の仮設トイレを吊り上げ機器を使用せずに
降ろす過程の参考例です。
足場板を二枚仮設トイレの下に差込み↑片方は長く跳ねだして
後方にずらします。
着地した姿ですが↓転倒しないギリギリの角度です。
摩擦抵抗と傾斜角度が程よい関係なら急激に滑り落ちず
引き下ろす力も、ほとんど要らず簡単に降ろせます。
このように降ろすのは特に簡単です。
積込みは、この逆で押し上げに力は必要ですが
片方づつ、よちよち歩きで十分に可能です。
※本題に戻ります。
レンガタイルの補修となりますが、これは独自でやれば、
困難さ、容易さは、どの程度なのか?
実感を得る為に、実体験するには、このぐらいの面積や
数量では実態調べや経験の上積みには、ほど良い条件です。
表の入り口なので目立ちますので段鼻部分は塊で取っておきました。
余計な所は切断カットします。
地盤も余計な所はハツリ、残りの塊りなどは
障害と、なりそうな部分は取り除き復旧の準備。
やはりタイルがくっついた塊は余計なコンクリート部分は
簡単には取れません。
無理すると表面が割れるので切断します。
これが余計な手間です。
仮合わせしながら、張り戻す時に当たる部分は除去します。
使える処だけ先行して既存タイルの積込み戻しをして
仮仕上げの切っ掛けを作ります。
二段階になりますので一旦、終了して次に続きます。
翌日は昨日に切っ掛け積みした既存タイルも安定し
端の表は落ち着きました。
不足部分は新規に調達した色柄の近い平のレンガタイルの
現場に応じた長さで切り合わせとなります。
次に続く。