前ページからの続きです。
レンガタイルの復旧も最終となり目地入れの工程です。
パウダー状の素材なので水と分離し最初はとても練りにくいです。
やはり攪拌スクリューの低速で練るのが効率は良いです。
黒系の目地セメント材です。
最初は真っ黒ですが年月が経つと白け濃いグレーに退色します。
スポンジコテで塗り込み余分な量は掻き寄せ
取りさりながら延ばします。
詰め込んだ後は余分な目地材の残りと汚れを
スポンジに水を軽く含ませ洗い取ります。
すべて詰込みが終えたら再びスポンジでレンガタイルの表面を、
さらに水葺きします。
あまり水の量が多過ぎると目地が洗われ過ぎて荒れますので注意。
※これは・・体感です。少しでも一定経験を、やらないと解りません。
三度目以降で表面が乾いた頃にはスポンジやウエスで
軽くレンガタイルの表面を空拭きします。
最後は、うっかり歩かれたら困るので通行止めの
バリケードをして一旦は完了。
翌日は歩けますので、さらにヨゴレ掃除をして完了となります。
なんとか補修は終えて中から↑見ると、そんなに色違いの
違和感は有りませんでした。
しかし表から見ると色違いが目立ちます。
表は、すべて変えた方が良かったかも知れませんが
御客様も、最初から承知の範囲で、まったく問題なしとの事です。
この程度の仕上りでは、まったく通用ね納得しない人や様々で
現場などは許容範囲が色々な条件で多く有るはずです。
以上で下水切り替え工事に絡む関連補修も含めた
参考事例を終わります。