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トイレの不可解な水漏れ修理

トイレの床の決まった位置に不可解な水漏れが少し有るとの事で修理です。

 

奥の左側付近でロータンクへの給水接続不良で起こる場所です。

ロータンク防水処置00接続戻しとテスト.JPG

詳しく現状を調べて見ます。

 

ロータンク防水処置04.JPG

奥の方は狭くて掃除もしにくい所なので、

とても汚れやすいです。↓

ロータンク防水処置01同じ場所の水漏れ付近.JPG

やはり水漏れでは定例の位置付近に少し漏れていた跡は見られます。

 

大量ではなく少量です。

ロータンク防水処置03水漏れ付近.JPG

ロータンクへの給水は旧式ではなく新式のタイプで

結露防止の内臓タンクに間接的に繋がっています。

 

外側のタンクは穴があき直接水溜まりには、なっていません。

ロータンク防水処置02.JPG

上から蓋を開けて調べると水槽タンクは↓完全に分離されています。

ロータンク防水処置05内部のフタと隙間付近.JPG

内蓋を開けて内部を調べます。

 

手洗い付きなので吐水パイプへの接続付近を↓確認します。

ロータンク防水処置06吐水接続の樹脂カバー部材付近?稼働部品.JPG

吐水パイプの差込み部分にある樹脂のカバーが上下にグラグラで

遊びが多過ぎるようですが問題が有る事なのか?

・・すぐには解りません。

ロータンク防水処置07吐水接続の樹脂カバー部材付近?稼働部品?下がり状態.JPG

最初から、こんなに上下が不安定なのか?

 

正常状態を確認しないと判断できません。

ロータンク防水処置08吐水接続の樹脂カバー部材付近?稼働部品?持ち上げはダメ状態.JPG

外してみたり、上下の位置でどんな影響になるのか?

 

吐水テストをした結果、あまり影響はない模様です。

ロータンク防水処置09吐水接続の樹脂カバー部材付近?稼働部品?外し状態.JPG

内フタを閉じて↓納まりを再確認してみます。

ロータンク防水処置10樹脂フタ付近の隙間コーキング.JPG

まずは吐水パイプの接続付近の穴は漏れた水をタンク内部に戻るのと

近くに零れる隙間が多く有ります。

 

手洗いして排水も、わずかな窪みで内蓋に加工してあるだけです。

 

外側の陶器に零れた水は給水ホース差込み穴から床下に水漏れします。

 

とりあえず内臓タンクと外側陶器の隙間を

シリコンコーキングして塞ぎます。↓

ロータンク防水処置11樹脂フタ付近の隙間コーキング.JPG

手洗いの受付皿となる上の陶器フタの底には内蓋との隙間をふさぐ

スポンジが付いていますが・・↓劣化しています。

ロータンク防水処置12陶器フタの裏付近の劣化したスポンジ.JPG

年数が経てばフニャフニャで弾力性が無くなり手洗いした後の

排水が底に抜ける時に、すんなりと内側タンクの窪みに入らず

外に零れているのがハッキリ解りました。

原因は、この二点です。

ロータンク防水処置13陶器フタの裏付近の劣化したスポンジ?コーキング対策と外した劣化スボンジ.JPG

吐水パイプの接続と排水の二ヶ所から飛び跳ねた

接続不良の零れ水が原因で確定です。

 

シリコンコーキングで土手を作り臨時対処します。

劣化するスポンジよりも長持ちします。↓

ロータンク防水処置14陶器フタの裏排水付近のコーキング土手作り.JPG

処置後の使用テストを何回か繰り返すと飛び散りからの

水漏れも無くなり改善されました。

 

再び最初の画像に戻り水漏れの経過を思うと・・

便器自体は旧式を改めた新式タイプでしたが

ロータンク防水処置00接続戻しとテスト.JPG

結露防止の為に有る内臓タンクでしたが

樹脂部材の劣化が早い、思わぬ欠点が見れました。

 

新式タイプだから良いとは言えない例でもあり

不可解な水漏れは、これで完了しました。