洗面所の修理続きで洗面の外側で通路の内壁クロスを張替えします。
既存の古いクロスを丁寧に慎重に剥がしパテで下地の荒れを平滑に補修。
何事も下地の補強や修正が仕上げの良し悪しを決定します。
古い物を剥がす手加減はクロスの下地処理を経験すれば、
その手間の掛る度合いで剥がす時の要領次第で後の下地処理で
コストが大きく異なる事に繋がっているのが解ります。
出隅のコーナーも温存しました。
やはりヘタに何でもかんでも壊したり不用意に
古いクロスを剥がすと後のムダコストになります。
すべて、そうだとは言えませんし・・
途中で予定変更せざるを得ない時も稀に有ります。
古い天井の廻り縁付近や塗り壁との繋ぎになる古い柱のチリは
濡れ雑巾で前もって掃除します。
黒いヨゴレが新しいクロスやシーリングに滲み
汚れが付着するのを防ぐ対処は常に必要です。
これで洗面所の外部でローカ付近の内壁クロスは張り替え完了。
次は洗面所内部の施工です。
まずはミラーキャビネットを活かし取りで慎重に外します。
これも各種タイプの取付経験や基本ノウハウが有れば容易です。
それでも未経験の手順や納まりで困惑する事も稀に有ります。
要点は取付ビスの位置と外し方と配線が差込みコンセントか?
直結配線か?
この三点で大きく異なります。
いずれも現場の納まりや機種によって様々。
洗面化粧台の下台本体も慎重に活かし取りして撤去。
隠れていた壁面や床には、かなりの湿気汚れが
古いクロスなどにも見られます。
給水、給湯の古いニップルは慎重に外し止水プラグで閉栓。
事前に床下調査で古い壊れやすいVP配管などを
確認しているので慎重に進めます。
洗濯場の給水栓も慎重に外し短いプラグで閉栓。
洗濯場の床も汚れたりはしていますが
取替ほどの腐食は見られません。
床は既存に重ね張りの予定なので温存します。
外側に有る片引き戸の壁面は厚みが膨れて
引き戸と干渉するので剥がして納まりを改善します。
下地の出入りや不自然な個所は補修したり調整が必要。
これで仕上げ前の準備段階は終えて洗面内部の仕上げへと続きます。