現場対応の手順前後で
モルタル作業の基本ノウハウ習得例が先になりました。
色々な基本のアナログ作業の中で、今後も必須となる
モルタル扱い汎用業務の事例です。
要点の境目で細切れにすれば各段階において
難易度別の隙が有りますがモルタルの基本ノウハウは中心部分です。
モルタル作業でのネタ扱いの要領や目に付く部分で
技量が問われる部分を実践して貰いました。
やはり理論と同じく体感がとても必要な分野です。
やってみないと感覚を味わえないアナログ技能そのものです。
○配合と時間経過で徐々に変化するネタ素材は
焼き物の土練り感覚だと思います。
○モルタルのネタをコテですくいコテ板に落下させて
練り込む独特な動作が有ります。
○コテの5辺に、すくいとりしてから塗り付ける
独特な基本要領が有ります。
次によく使うパターンは先っちょの斜めの辺に乗せます。
右利きの場合の例です。
左利きの場合は、位置が反対で異なります。
○モルタルは塗って直ぐに何度も触るよりは
時間放置するのが仕上がり状態が決まり易い法則が有ります。
○セメント系は保水と水分不足のドライアウトの両極端で
起こる現象を知る必要が有ります。
○モルタル系はチリ刷毛で塗り際の水洗いと
乾燥後の粉拭き白華汚れの拭き取り仕上げ対策が必要。
ちなみにウーマンズ多能工さんが実施した↑現場で本番の作業例です。
現場では施主や見物人、ギャラリーが居られる場合には
低次元のノウハウについて、あ~だ・・こ~うだ・・と、
やり取りする様は売りになる表現では有りません。
(そんな事は現場に来る前に会社の中で養成経費を使ってでも先に練習してくれば?)・・
と思われる先に研修すべき内容です。
売りネタとして表現する本番舞台で演じる現場内容は
対価に見合った完成品とならなければなりません。
ちなみに異質で特殊なウーマンズ多能工として実施した本人さんは・・
「事前に練習してから現場で本番試ししたので、とても良かった!」
との感想でした。
次のページもお楽しみに。