前ページとの関連する内容です。
鉛筆の削り方の違いや後から掲げる墨サシの取り扱いにも絡むので
サシガネの取り扱いとして一部だけアップします。
これも、ほんの一部だけなら直ぐには何の役にも立ちませんが
いずれ、他(ハード面)との絡みなどによって具体例では時間給の格差には
確実に繋がる微差例の一つです。
再掲載の画面で↓何気ない場面ですが・・・
サシガネの持ち方や取扱い要領だけで知識・技量が
瞬時に判明する事が有ります。
意図してこのような位置で↓持つのか?偶然なのか?
しばらく観察すると解ります。
あえて、こんな持ち方が必要な事も有りますが・・↓
意図してか?不慣れか?
逆のパターンでは・・この↓持ち方が必要な事も有りますが・・
意図してか?不慣れか?
木材の表面に痩せなど凹凸があれば、なおさら当て方には
目的によって異なります。
行き当たりバッタリでも色々な動作を何度も繰り返せば・・
やがて昔から伝わるベストな手法に落ち着き[守]の形となります。
以上は材料に対して単にサシガネを利用して
切断面に直角表示する為の動作ですが
ここまでは目盛り合わせを必要としないので誰でも出来そうです。
対処価値の違いを見た目だけでアッピールするのは持ち方程度です。
※実は・・これに絡む前にサシガネ自体が信頼できる直角精度なのか?
・・は別問題。後日、追記する事にします。
サシガネ使いの場面で、まず頻繁に現れるのが45度の当て方。
さすがに未経験者でもパッと見で当て方は気付くかと思います。
問題となるのは表示する相手の木材など対象物の形状に
直線ラインが信頼できたり対辺が平行で何処に当てても
問題が無い場合はやり易いです。
基準ラインが不明瞭の場合は色々な仮りラインなどを設定して目標とします。
この辺りから取り組みに対する感覚では興味を感じるか?
困難で苦痛、不快となるか?など、各自の個性に応じて
適性などでも得意となるか?苦手となるか?の分かれ道です。
イメージの創造、想像、展開、重複、反転・・など
大げさに言えば空想の域に関わります。
次は建築現場での対応では必ずと言っても良いほど
何れは関わる事になる屋根勾配です。
一般的な屋根の勾配例としては・・俗称3~4寸勾配が多く用いられます。
初心者に「4寸勾配を当てて見て」と知識・技量を問う場合は
まず下図のように表現し、それなりに説明できれば
売りネタと言えるかも知れませんが・・
偶然なのか?もっと先を説明できるのか?で
賃金格差など具体的な評価基準での是非がハッキリと示せられます。
もっと明確に示すと下図↓のようになります。
おそらく、この辺りでの内容が、どうの・・こうのと・・会話が成立したり
やって見せる事が出来れば具体的な賃金格差の示しともなります。
※余談ですが
表の領域などの一例で示せば
下図の↓Cクラスで8~7級ランク程度以上の知識、技能程度で有るような気配。
※上の表は経費の少ない個人事業形態での、ある時期で
最低賃金を10級とした場合の労働賃金原価と販売価格の想定です。
都市部や地域差および対象年度など諸条件により大きく異なり
平均値を示すのでもなく一例とした価格のサンプル表で
他との比較対象にする根拠は、まったく有りませんので悪しからず。
具体的な施工などで示さず主張や口だけの‥見せ掛けは可能かと思います。
しかし、それだけなら、あくまでも微差の表現に過ぎず
現実的な仕口の墨付けや施工など具体的なハード面の
対処実態を添えての主張や示しの実施力が伴なえば
あきらかにBクラスの6~4級ランク程度の賃金格差や
自ら価値観を主張したり、それは他者にも認められやすいです。
※本題に戻ります
ここまでは、いかにも知った風に書き表しましたが・・
極、狭い領域で個人事業主程度の体験に基ずく判断での解釈であり
私自身の不勉強や誤解なども含まれるはずなので
専門性では信憑性を問われますが・・悪しからず。(^_^;)
※当然、これ以外に、もっと難解で熟練度を要する技能検定や規矩術など
古来から伝わるサシガネ術などが有ります。
私、程度が語り表記するのは困難で、おこがましいと思っています。
あくまでも個人の主観で微々たる体験範囲での考察です。
特殊分野の専門領域がたくさん有りますので御自身で御調べ下さい。
[守・破・離]の[守]らしき部分を掲げて見ましたが参考になれば幸いです。
次のページ内容もお楽しみに。