かなり古い洗面化粧台のミラーキャビネットです。
全体を取り換えても良いですが、
あえてコンセントだけの取替え事例です。
差し込み口が黒く焦げて危険な状態でした。
多分、差し込みコンセントの受け側か?
プラグの差し込み金属側か?が変形などして
ユルユルの場合に電気が通ったり切れたりで
接触不良となり火花が出て焦げたと思います。
キャビネットの本体を新しい取替え用部品の
化粧プレートのサイズで隠れる範囲を金ノコで切断します。
焦げた部分を拡大すると、こんな感じです。↓
最近は横型の取替え用部品は市販されていますので調達可能。
最初の配線位置を必ず記録して間違わないように気を付けます。
拡大した↓画像です。
キャビネットの内部で商品化された納まりなので
屋内配線の色分け基準とは異なります。
電源のコンセント部分はw接地側が向かって左側で線の色は白です。
右側が本来は黒色の配線になるはずが両方とも白色になっているのが
屋内配線では有り得ません。
商品の中での配線ですから・・商品特有の色分けは解りません。
新しいコンセントとスイッチの組み合わされた取替え部品で接続。
この現場では丸形端子を使用せずに裸線を巻き付けた簡易接続ですが
本来は丸形か開きタイプなどの圧着端子を使用か?半田付けなどが必要。
そこまでしても肝心の古い照明器具部分がいつまで、持つか?解りません。
ミラーキャビネット本体を取替えした方が結果的に良かったかも?
と近日中になるか?否か?不明。
取替え後↓の画像です。
仮にミラーキャビネットを新品に取り替えれば
ついでに下の洗面台本体も取り換えれば良いのに?と
入居者様の思いはエスカレートします。
しかしオーナー様の立場としては・・
なるべくメンテナンス費用は押えがちとなります。
賃貸コーポなどでは何棟・・何室・・も似たような古さと条件は似ているので
一軒、取り替えれば私も・・ウチも・・となります。
オーナー様も、なにかの切っ掛けなどで、
言われなくても積極的に取替えする事も有ります。
これでコンセント部分は安全になりました。
一か所のコンセントにタコ足でたくさん同時に電力を使用すると
やはり焦げやすい事になります。
※ご自分で、取替えの場合は屋内配線では有りませんが
電源なので資格は必要だと思いますので注意。
次の事例もお楽しみに。