洗面所の古い壁紙の張替えで簡単な参考事例です。
詳しいノウハウ内容は詳細画像が不明の為に粗筋程度ですが悪しからず。
古い建物なので洗面化粧台も、かなり傷んでいますので後で取替え予定。
まずは先にミラーキャビネットだけを外し古い壁紙を剥がし
下地処理のパテ付けで前処理が必要です。
最近では古い壁紙を無理やり剥がして下地が荒れるよりは
温存して重ね張りも有力らしいです。
その手順や対処結果の是非は色々な条件によって是非が問われると思います。
内装工事は天井・床・壁面には取り付け器具な色々な関連が影響します。
クロス張りが主体になる場合が多いようですが
設備や電気部品の各種受け口や照明器具などの脱、着なども
頻繁に絡むことが多く多能工の役割が必要になります。
下地処理に進みます。
表面の古いクロスを剥がすと下地は合板です。
合板下地でもタイプ1の耐水合板でしたら、長持ちしますが
普通合板のタイプ2でしたらコストは節約できて作業はし易いですが
品質の違いで耐久性は大きく異なります。
古いクロスを剥がした後は下地処理の度合いで
工程数や延べ時間は、かなり変化します。
最近はPB板の無機質のボードが主流なので、
4㎜ほどの薄い合板下地は、めずらしいですが
今でも条件によれば・・無い事もなく、必要な場合も有ります。
下地処理の詳細は途中の画像などが不明の為にパスします。
クロス張りは普通、右利きの人は右から張り左に逃げるのが、やり易い順序です。
理由は色々と有りますがダラダラと長くなりますので、これもパスします。
この現場の場合は入り口で縁が切れているので、
ここから張り始めてスタートするのが望ましいです。
問題は高さが一部、低い場所なので左壁面の大きいサイズを
先に張り右と左に分かれる順番も有りです。
そして、働き寸法による縦ジョィントの位置により
張る順序とジョィント位置など条件は色々変化します。
入隅は折り曲げて通過するのが理想ですが・・
壁面下地の垂直がXYの何れかの方向で
転びが有れば入隅で切断しないと柄模様などは
建物の転び度合いで倒れますのでソリが合わなければ合わなくなります。
その辺りの結果が、どうなるのか?は、状況次第では、
善くも悪くも、とても重要な展開となりますし
事前に警戒しなくても運が良ければ・・偶然、
何事も起こらない時も有り様々です。
しかし運任せで上手く行く事ばかりではないので、本業として関わるなら
この辺りの起こるべくして起きる色々な現象や
想定リスクの結果で生じるあらゆる損害などの
具体例やその回避策などは事前に把握しておくに越した事はありません。
この浴室入口付近で一周して終わりとなります。
このような腰壁がタイルで、その上だけがクロスの場合は、
見切りブチで縁が切れており、とてもやり易いです。
※洗面所のクロス材料は汚れ防止タイプが無難です。
下地の起伏や表面の粗が多い場合は厚手の壁紙が下地の粗が見えにくいです。
次の事例もお楽しみに。