前ページからの続きです。
壁際に入り込んでいたジプトンボード天井材で端の方も取り去る事が出来て、次は下地の補修。
雨漏り跡の腐食した合板を最低限の範囲だけ切り抜くと・・こんな感じです。
スチール部材に5.5㎜程度のベニヤ板をタッピングビス止めの直貼りでした。
現状を大きく壊さずに既存下地を、なるべく残して改修すれば、なんとかなります。
構造合板の半端材を入れ込んで天井裏で木工ボンド接着しながら繋いでいけば
残りの周囲と繋がり安定した下地が復活できます。
同じ5.5㎜厚みの下地合板を切り継ぎ合わせして下地の補修は完了しました。
まったく問題なしです。
後はジプトンボードを張り戻し補修すれば良いだけで
サイズなどは問題なく合います。
しかし色合いだけは年数の差だけ↓色違いになるのは仕方がないです。
ジプトンボードの裏にも木工用白ボンドを付けて4㎜×25のステップルで止めます。
後は照明器具を取付て配線接続で管球をつけて点灯テストを終えたら完成です。
これで雨漏り跡は無くなり無事に問題は解決し、お客様はとても喜んで頂けました。
※屋根の構造がスチールハウスで屋根の勾配不足なので
水の切れが悪く屋根の塗装や固定ボルトの防水が長持ちするか?否か?です。
次の事例もお楽しみに。