雨トイのゴミ詰まり除去の続き。
通常の軒トイとは違うエクステリア納まりです。
カーポートやアルミテラスなどの雨トイは特殊です。
掃除やメンテナンスの為にジャバラホース取替えの場合は
メーカーやタイプなど納まり別に規格や色々な条件で異なります。
下図は↓二階の高所に設置された古いアルミベランダのアルミ屋根のトイです。
上図では↑縦トイが角型でツナギのジャバラが丸形のタイプです。
メンテナンスが必要な場合の事例で、やはりゴミ詰まりの除去では
トイのフレーム内部やジャバラホースの中に詰まりや
経年劣化でホース部分が自然に壊れた場合は水漏れします。
特に長年に渡り南側から太陽光線の紫外線に晒された樹脂は劣化が激しく
外見上はまだ使えそうに見えても調査の為でも
触るたびにボロボロになり壊れますので注意。
いずれにしても、脱、着で一時外しできても再利用が可能か?
見ただけでダメそうだったり、外してみてダメなら取替えとなります。
取替えの場合に軒樋とアルミフレーム枠は
兼用の一体枠が多いので取り付け部分の
固定ビスなどを外し防水コーキングなどを除去すれば
ホース部分は外れます。
しかし・・ノキ樋兼用のアルミフレーム枠内部に
ゴミ溜りがたくさん残っている場合は
屋根材がアルミ枠に入り込んでいる納まりで旧式タイブは
容易には中身を取り出して除去は、できかねます。
近年では、その問題を解決するために
真上からゴミ詰まりを除去しやすいオープン式が増えました。
屋根材が差し込まれて塞がれた軒トイフレーム内部の
ゴミ取り要領は別の機会に掲げます。
ジャバラホースや接続部品の取替えが必要なら
専用の汎用タイプがホームセンターに売られています。
ホースの形状で選び方は角型よりも丸形の方が
捻り曲がりの接続になった時には樹脂ホースの形では
角型より丸形が折れ曲がりなどの潰れ変形が少なくて有利です。
※軒先との接続部分で二階の高所では転落事故の危険性が有りますので
やはりハシゴの掛け方や足場の設置方法や体制のコントロールなどが必要で
ヘタすると大怪我や命を落とす事も有り得ますので安易に関わらない事が賢明です。
次の事例もお楽しみに。