手動式ベルトウインチを4㎜のワイヤーに交換してみました。
ベルトでは長さが10m程度しかなく使用条件も使い勝手が悪いので
ワイヤーに交換しますので、まずはベルトを外します。
以前に人の背丈、程度の樹木を足場用に単管で三脚を組んで
ベルトウインチで引き抜きしましたが・・ベルトがよじれて
途中で切れてしまいました。
ベルトを外してみると巻き始めの引っ掛け部分は半分ほど千切れていました。
やはりワイヤーでないとベルトでは耐久性が不足だったようです。
ワイヤーの端部をほつれ難くしたい為に半田付けを試しましたが・・
まったく付きませんでした。
ハンダの素材が適合しないのか?
油が付着していたりワイヤーの構造に対して、
色々な工夫が必要なのかもしれません。
ロー付けでどうか?とガスバーナーで炙りましたが・・ダメでした。
必要以上に高温で焼くとワイヤー自体が酸化して
生鉄に戻り強度が著しく落ちそうです。
よって半田付け試しは止めました。
かなり難しいですね・・と言うより
今までにワイヤーの端部を半田付けした状態を見た事がありません。
専用の鉛部品の環で圧着工具で締め付けなどは前々から見てますが
直接のハンダ付けは未確認です。
そもそも、そんな発想が的外れなのかも知れませんが・・(^_^;)。
ハンダ付けは断念し今回のテストで焼けた端部を切断して
ビニールテープを巻き付けて端部処理は終えました。
手動ウィンチ本体の巻き付け始めは巻き取り本体の側面に穴がたくさん開いていたので
そこにワイヤーを通し何回も穴を潜り交わし引っ掛け絡めて巻き取りしました。
20mの長さになったので使い道は増えそうです。
※電動でなくても手動の方が良い時も有るので利用での効果が楽しみです。
次の事例もお楽しみに。