アルミドア建具を片引き戸に改造の参考事例です。
まずは作業に関して大型冷蔵庫を作業できる程度に横へ移動する必要が有ります。
真正面の前後方向はキャスターが付いているので移動可能ですが
横方向への移動は家具移動用用具の使用など別な手段が必要で
今回は新たな試しをしました。
横に長い大型冷蔵庫なので、かなり重いです。
3~4人ほど居れば持ち上げて移動や下に
ベニヤ板などを敷き込みズラすのは可能。
しかし1~2人・・できれば一人で楽に移動したいものです。
そこで軽四自動車のジャッキを利用したリフトアップ用具を試作してみました。
短冊金物の390㎜サイズ鉄金物板を折り曲げてジャッキ頭に被せ
ジャッキの底にはキャスターをビス、ナットで一ヶ所だけ中心付近に固定。
一点止めなので360度でジャッキの位置や向きに関係なく移動方向を選択できます。
この機能は市販品の家具移動用具にも360度変更で実用的だったので真似ました。
木材板はキャスターが一点固定で不安定なのとジャッキや短冊金物の金属が
冷蔵庫の表面に当たり傷付くのを防止する養生木材として、少し長めは
冷蔵庫にベルトで縛り本体に板を抱かせば多少の転び止めになるからです。
用具は二台しか作っていません。それ以上は有っても奥は入らないです。
対角線に抱かせばバランス良く浮き上がりました。
下図は↓養生板の上部付近だけベルトで縛っています。これだけでは不十分。
下の方で負荷が掛かりジャッキが斜めに転びますので別なベルトできつく締めます。
ほんの少しだけ浮けばジャッキ下のキャスターに負荷が伝わり簡単に移動しました。
長年、定着していた大型冷蔵庫の隙間は・・どこの御宅でも同じ埃の溜り場。
奇麗に床を掃除をしてから次には本格的に片引き戸への改造に進みます。
※本作業とは別な、このような対処は多能工・職に関わる場合は常に有ります。
それも、・・興味深く、・・面白さを感じる不思議な魅力となります。
次のページもお楽しみに。