前ぺーじからの続き。
もしかすると・・
自分でも同じミスをしたかも知れない失敗事例を踏まえた後に
同じ浴室で縦型手摺を別の位置に取付事例です。
まずは先の失敗事例の手摺取付を行った
介護保険担当の業者さんが取付できないと断ったらしい
出入口の入り口で縦枠の部分です。
先の施工ミスの後だけに躊躇したのかも知れませんが
真意は不明です。
たしかに取付枠の木製部分は巾が狭く標準タイプの取付金具では
ビスの固定位置の巾が広過ぎて取付は困難です。
それでも枠に取付では無く壁面の信頼できる内壁に取り付けて
取付ブラケットに曲がりのあるオフセットタイプなら可能なはず。
しかし頼りにしている内壁下地の裏が頼り無ければ不安定となり危険。
ここは単純に狭いけどもビスの聞きそうな枠に対して取り付けが
固定の信頼性が大きいですし手摺の取付ベースの
巾が狭いタイプならギリギリ納まります。
すべての取付ビスが効く訳ではありませんが↓必要数は固定可能。
三ケ所のビス穴の内、二ヶ所で利いていますが、これで十分。
横付け納まりなら対応力に問題が有りますが
タテ付なので、これ以上のビス数は必要無し。
化粧カバーを取り付けて、なんとか納まりました。
曲がりタイプのオフセットタイプよりは、かなり安価です。
介護保険を敢えて使わない御客様の自腹負担での取付ですから
割高にならない色々なコスト選択で優位性を優先にします。
次は他の業者さんが取り付けようとして失敗し、
その後は恐れをなして再度取付直しは中止、辞退したらしい件。
似たような近くの場所への取付を続行しますが・・やはり緊張はします。
壁内の配管反応センサーなどで調べるのも有りですが・・
あまり当てにならないのでヘタな事前調査はパスして
現実的な配管の位置を予測し危険ゾーンを避けつつ、
さらに固定ビスの深さを制限するリスク回避策で実施します。
手摺部材は出入口に取り付けたタイプと同じ物を使用します。
取付はタテ、ヨコ兼用と、されていますので
固定の仕方だけ注意すれば大丈夫です。
必要な長さや取り付けの希望位置は御客様に現場確認しています。
後は・・穴あけの手加減だけ・・と・・
運任せと(何が起こるか?は解らないのを前提!)・・
腹を決めながら最悪、濾水時の対処も想定して実施です。
お陰様で・・なんとか無事に取付が完了しました。
他の業者がミスした付近を遠巻きにしながら・・
問題の位置にも再び付けますか?
と、最初から、お尋ねすると、さすがに
御客様もトラウマになったらしく
あの付近は・・付けないで欲しいとの決断でした。
しかし結果的には似たような条件下で今回は取付しています。
問題は・・不用意な深過ぎる貫通穴開けに問題が有ります。
・・と、なんとか無事に取付できた後からは、
何とでも言えますね。(笑)・・シィ~ん。
※しかし・・けっして他人事とは思ってはなりません。
色々な予測をしながらリスク回避策は必要ですが、余計な読み筋は
ほとんどが取り越し苦労とはなりますが常に警戒心は必要となります。
この事例の場合では材費(手摺二組)約¥1.4万円前後と工費約¥0.5~1万で
合計約¥1.9~2.4万円の案件となります。
御自分で対処の場合で20%のコーチング支援は¥2,200(税込)となります。
自力で挑みたい方は御利用下さい。
※材費は別で適合機種の選択や確認や施工手順などの情報のみとなります。御注意願います。
具体的な支援情報を御希望の方は事前にメールなどで
無料相談や問い合わせの上で下の予約ページから御申込ください。