良くある困り事で電球の取替え時には、うっかり手加減を怠ると
ガラス部分が破損しますので注意しましょう。
御客様が自分で点かなくなった電球を取替えようとして
困った事になった事例です。
年配の方々なら蛍光灯よりも裸電球は昔からヤリ慣れた事です。
いつものように安易に交換しようと、されたのか・・
「大変な事になった!」と連絡が有り伺いました。
廊下の吊り下げ照明器具で外の枠などは小さくても和風の高級器具です。
その中は・・こんな事に、なってました。
最初に納まっていた裸電球は60~80W相当で直径9㎝ほどで
大きめのボールタイプでした。
最初は・・こんな状態が・・
下からの作業で大きめの裸電球を手で掴み・・外そうとしたら・・
こうなったのです⇩。
材質が薄いガラスですからモロイ物です。
多分、掴んでいる時にイスか?脚立の上でふらついたか?
簡単に緩まなかったので左右にグイッグィッとヒネッたか?
または反対方向に回し、きつく締めてしまったのか?
あるいは誰が触っても壊れるほど劣化していたか?の何れかです。
取替えには最近のLEDのボールタイプに変更します。
これならガラスではなくポリカーボネート樹脂なので
簡単には割れませんし電力も少なく電気代も節約できます。
直径9㎝で同じ大きさの物は高く一個が約¥1,500前後します。
少し小さめですがボールタイプの直径7㎝タイプを使用する事にしました。
御客様も了解のもとでもう一台同じ物があるので念の為に二個交換です。
一個が9㎝タイプより7㎝タイプが約¥500/個、前後なので
二個替えても予算的には節約です。
交換作業には器具を吊り下げたままでは破損し取り残された
口金はヘタすると感電したり破片が落ち、目に入ったり危険で
上向きでの繊細作業としては抜きにくいです。
そこで吊り下げ器具を根元から外します。
簡単な脱、着が可能なら手順通りで上手く行けば問題無し。
稀に配線を直結など無理やり接続している場合もありますので注意。
外してから取り残されていた破損部分をラジオペンチなどで
挟んで反時計回りに外します。
手で外すのはガラスで切るので危険。
新しいLEDのボールタイプを先に取り付けてから器具を吊り下げ戻し。
点灯テストしてオッケーとなります。
念の為に球切れしたなかった所も交換して完了。
テストの結果を終えてからは奥の器具が斜めに向いているので
この後に角度を変更して、すべて終了となります。
簡単そうでも、このように少し面倒な事に変化し得るのが
住いの困り事・修理の解決に潜むリスクの現実です。
だからと言って恐れ過ぎず・・
または舐めてかからず・・と言った所でしょうか。
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管理人mw