浴室のタイル壁面に手摺取付の続きで
L型手摺の取付後に中間に横型手摺が必要となり
同じ現場で追加取付事例です。
手摺に関しては使用する人の色々な条件により
各自に応じた必要課題が異なります。
元々、何年も前に他者が使用する為に取り付けてあった
縦型手摺だけでは別の人が身体の移動や体制の変化または維持には
不十分である事が、のちに色々と判明するのです。
机上の理論や知識だけでは届かない現実的な困り事が起こりますので
現在、すでに手摺が取り付けてあるからと言って健常者から見て
現在の設備や位置で事足りるとは限りません。
今回は、そんな新たな課題として中間に横型を取り付けます。
要点は高さが重要で高過ぎず・・低過ぎず・・などを判断。
取付手順は先のL形取付と、ほぼ同じ要領となり
やはり壁面内部の配管や配線類にビスが衝突しない配慮が最優先。
先に位置決めをしてから4㎜前後のコンクリートきりで下穴をあけて
片方も一ヶ所を先行穴あけしてビスで仮差込みしてから
手摺の全体、位置を決定してから他の穴位置をマジックペンなどで
印付けをしますが出来れば4㎜のコンクリートきりで軽く傷付け印が
穴あけがズレなくて後が決まりやすい手順となります。
マジックペンで印付けでも良いですが穴あけ開始にはタイル表面が
滑りやすくキリの先が滑って印位置よりもズレて
所定の位置より半分ほどズレて下穴があいてしまう事が頻繁に起こります。
何度も現場で実施すると偶然上手く行く事も有りますが
大切な場面に限って偶々ズレの影響で大きな時間ロスを負う事が有ります。
前にも掲げました通り、この下穴開け動作の瞬間には
壁面タイルへのコンクリートキリの押し付け力は約7~10㎏の
加圧力が必要です。
先の取付直前のプラグ差込み後にシリコンコーキング接着利用の場面と同じく
手摺本体のビス止め直前です。
横型手摺の追加取付後の全体例です。
高さは浴室の洗い場床の高さと浴槽の低さによって
手摺のツカミ高さは、ぶら下がり勝手が不自由な身体を
保持しやすく位置の移動が容易となりました。
施工要領の違いとしては
キリの先が新品で切り易ければ力加減は少なくて済みますが
何度も使用したキリ先を使用の場合は、それなりの力が必要。
この場面では身体能力の適性で、そもそも無理な方が居られます。
その場面では色々な反応は体感で知る事が後の結果では大きく左右します。
切れる切り先を使用なのに上手く行かないのは要領の違いであり
逆に身体能力や腕力が有るのに、なかなか穴が上手くあかないのは
単なるキリ先の消耗限界済みを知らずにムダな労力を続けているのか?
簡単な判断力や実体験の些細な気付きを腹落ちさせていない
経験不足だけの場合が初心者の方には多く見られます。
それらが些細な単体ピースの本質を前待って習得すれば有利となる
基本ノウハウへの積み重ねや組合せにより会得すべき売りネタ創りです。
このサイトでは、この段階を特に狙い所として捉えて関わりますし
このジャンルを先に関わり習得しておくのが代償を払う所作となります。
御客様の目の前や利害関係者との関り時には確かな売りネタが必要で
単なる雇用形態で大半を占めるとにかく勤務時間内で拘束に耐えるのが
義務と捉え、それだけに応じるだけは現実に成り立つ事も多く有ります。
この辺りが曖昧の不合理部分で多くの勤め人が勘違いしやすいのです。
先に述べた様な色々な配慮やリスク回避策を講じながら現場対処するのは
一見、常に気を使い脳にストレスを与えて苦痛に感じますが
それは不慣れな時期だけの代償であり要領が腹落ちし習得すれば
後は脳では無く身体が勝手に反応しするだけでストレスは無く
淡々と対処可能となるいわゆるフロー(没頭・没我)に入るのです。
勝手に物事が進んでいくのですが傍目には難しそうな事を上手く
工夫を凝らしテクニック多用して高等に、やっているように見えます。
この辺りが、とても面白く、フロー(没頭・没我)が快感へとなり
色々な対処が多少難しさを伴いながら達成確率が高いゲーム感覚となります。
この境地を味わう為には、まず業務への関り方では雇用形態が主流では
限界やムリが有ります。まったく雇用形態が必要無いかと言えば
そうでもなく、逆に偶には気分転換では必要でも有り捨てきれないのも事実。
これらは何十年も労使関係や独立自営など立場別に関わってきて
何度も他者と自分自身も含めて反復を繰り返し追跡結果でも明らかになりました。
詳しくは又の機会や、各自対応時の限界は様々な条件に応じて異なりますので
必要な方は今後の御提案や個別コーチング情報の支援提供を御利用下さい。
活用の仕方などは順負って御案内させて頂きます
この住いの困り事・修理の解決やリフォーム・(望み事の実現)自体の内容は
現場での簡易や専門的の施工作業そのモノ、または取次や支援など
管理業務に置いても上手く行った時や関わり方の条件次第では、とても有意義で
魅力と達成感を味わえる職種であ有り社会的には常に必要とされます。
それらの実態と反対に上手く行かない事や不合理な点についても明らかに
分析でき取捨選択が可能で、それらを記事として、しばらくアップします。
以上、手摺の取付事例でしたが、この後は施工事例と関わり方の違いなど
を次のページから織り交ぜて掲げます。