旧式真空管ラジオとの巡り合い続きです。
自作・自演で
何事にも短編の物語化をしながら色々な
検証をして行きます。
古いラジオで1951年頃のシャープ
早河電器のAR-310は中学一年頃に
家に有った、この真空管式ラジオを
色々と触りつつ雑誌を見ながら
真空管式ワイヤレスマイクの
送信機を作り送信テストをして
成功した初めてのモノ創りが上手く行った
貴重な体験事でした。
そんな体験をした思い出深い生家は
住み変わる事で当時は使用済みの壊れた
モノはガラクタと化し必然的に御別れ。
しかし再び同機種に巡り会い感動のひと時。
レストアしたい気持ちは有りましたが
有る程度の姿なら現状維持で寄り添いたい。
現状を観察しますと電源コードは
とても危険な状態と言うか・・終わってます。
劣化が激しく裸線が丸見えで、すで各所で
短絡しています。↓
古い電源コードはポキッと折れて裸線が露出します。
これと似たような電気ストーブの危険な事例は・・(そこが単なるモノとは違うのでモノは自助再生できないのよ!)
ごもっともです。そんな有難い仕組みを授かっている人間なのに
飲酒・喫煙・暴飲暴食でワザと劣化させていますね。
私も、とても困難な食習慣を制限しながら
体質改善を試みていますが有り余る世の中が
本当の食不足のハングリーや意思コントロールの
精神状態を怠惰にさせがちです。
余談はさておき電源を入れられたら
真空管などが機能するか?否か?が判明します。
まずは底板の換気穴から電源配線のツナギ元付近は
まだ裸線がむき出しにはなっていません。
被覆は固く脆いので慎重に接続を試みます。
テスト通電ですのでヨリ線の抱き合わせ捻じりで
絶縁テープで簡易保護の臨時ツナギ↓です。
次ぎは電源コードがなんとか繋がっても
内部に電気が通じるか?の関門はヒューズと
スイッチの二ヶ所となります。
まずは外寄りに有るヒューズが活きてい居るか?否か?
テスターで導通調べをします。
入れ込みからヒューズを取り外したり念のために
新しい物と取り換える事も考えられますが
とにかく、ウッカリ触れないのです。
そのまま導通テストする活きていました!
下手に触らなくて良かったと安堵します。
後は電源コードをコンセントに差し込み
運命のスイッチを入れて点くか?です。
結果は点きました!
これだから・・モノ・事・・創りは面白く止められない!
しかし・・[ARちゃん]は呟きます。
(通電しても・・受信機能が活きているか?だよネェ~)
そうだよネェ〜[AR]ちゃん。
でもね引き取り手探しの場で買い取りを申し出て
身元引受人をしたのは通電しなくて
現況の姿だけでも善い、傍らに置いておきたい
純粋な気持ちだったんだよ[AR]ちゃん。
(でも安く買い直して高く売り飛ばそうとしたのではないか?ぇェ〜!)
あのね・・そんな事は全く無かった!・・とは正直言えないんだ。
奇麗にレストアされた物が高過ぎて競り負けた時は
正直、そんなに高く売れるのを知った時は良からぬ事を考えた。
しかし何日か経って冷静に思うと、それなりのヤツレ感でも
当時の姿や自然がなぜかシックリ来る事が有る。
例えば長年連れ添って、それなりに御互いがヤツレてきても
片方が突然ハデメの整形手術などされて「どう?」と言われたら
(一応は奇麗になったなったネ)と演じるけど・・
色々な展開がかわるじゃないか?[AR]ちゃん。
(だよネェ~)
だから後の受信が出来るか?否か?なんて・・
別なオマケみたいな事と思っているけど
そのままで善いと奇麗ごとは言ったけども
もう少し調べながらもう少し繕いなどを
させ貰いたいんだ[AR]ちゃん。
(分かった。好きにしていいよ御主人様!)
そうかッ!それなら・・おとなしく身を任せなさい!
・・と、言ってもアナタ製造年からすると70歳だよねぇ〜。
しかし、コチラとて・・繕い腕などテクは下手クソなので
失敗して現状よりも見た目悪くなっても許して。
本当の意味で傍らにいて貰うだけか?押し入れなどに
保管しコロナ対策の隔離策見たいになるかも?よ。
この辺りの妄想は変な方向に行きやすいので
誤解の内容に・・(^_^;)
今回の自作・自演で最短のストーリーで
諸っ発の通電テストの巻きは幕!です。
次のアップは[真空管ラジオとの巡り逢い3/3受信確認]を、お楽しみに。