自作・自演で☆丙(ヘイ!)☆が施工事例を
短編の物語化をしながら検証します。
私の中に潜んでいますが正体不明で
神出鬼没な多重人格を登場させます。
またもや有名な無料イラスト画像の
二つの顔を持つと云われる↓ヤーヌス神様です。
[ヤーヌス神]
・・なんか用?
貴方様の代わりに道具や材料などに変身できる
○○類神を派遣して頂きたいのです。・・タダで!
[ヤーヌス神]
・・もう、すでに勝手に使っているよねッ!
好きなように、しなはれッ!
分かりました!。早速、今後、度々、支援して頂く神様登場・・
蝶番類神です↓!
[蝶番類神]
・・あのねぇ~・・目さえ書き足せば
顔になると思ってるやろ?
それと(蝶番)⇔(丁番)の違いなんて調べた?
・・まぁ・・いいわ!
ヨロシコ!
見積りなど資料に手書き時は(丁番)が書きやすく
覚えやすく多用してました。
(蝶番)の蝶が難しくて書けない事が有るので
(^_^;)
平然と(丁番)と手書き時は採用してます!が・・なにか?
[蝶番類神]
・・あのねぇ~・・知ったフリして書くなら
有る程度は下調べしといた方が無難でしょ?
しかし・・どうせ、あちこちでボロが出るはずなので・・
まぁ・・いいわ!
今回は吊戸棚の扉が外れて付け戻し出来ないとの支援です。
施工前の外れた状態は、こんな感じです。
上はスライド蝶番のベースが残っています。
破損はしてなくて↓取付ビスが緩んで外れた状態。
下部はベース金物は残らずビスごと抜け落ちており
もし足の上に扉が落下すれば足の甲や指なら骨折も有り得ます。
少しピンボケ画像で見ずらいですが長年のビス緩みで
まず先に上部が外れて、そのまま使い続けて最後は
下の蝶番部品が取付ビスごと抜け落ちた↓模様。
問題は残り部品が再利用可能か?否か?の判断。
有る程度の各種、納まりは色々なパターンの金物部品を
開閉したり動きを体験していれば
どのように開き、閉じるか?を理解していれば
判断はし易いです。
そして素材によって破損し易いか否か?も大きく左右します。
この現場では壊れやすいダイキャスト合金では無く
高価ですが粘りの有るステンレス多用部材でした。
幸いにも上部金物はそのままビスの接続で固定が可能。
問題は下部の蝶番部品のアームが長年のタワミで曲がり
所定のビス穴取付位置が5㎜以上ズレて合わないのです。
[蝶番類神]
ビス位置がズレて合わず・・この時点で諦めるよねぇ~・・
又は金物を上下取替えの必要が有るので部品調達してから
取替え施工は別の日になります!
・・て言われても仕方なし。
そこで・・ステン部品なら多少の曲がりは修正可能かも?
・の勝負所。自己責任でやってみる度胸が必要。
さいざんす。力加減一つや限度を誤ると・・
ポキッと折れるリスクは大。
それなら無理に曲げ直しせずに取付位置をズラせば
穏便に納まったかも知れない賭けです。
ダイキャスト合金なら、無理な事はしませんが
ステンレス素材を信じて試みましたら・・
お陰様でアーム曲がりが少し戻り穴位置も
正常に近い位置で扉の取付戻しが↓出来ました。
しかし完璧な復活ではなく建付け調整の
出入り調整ビスが限界で少し建付けが悪く限界でした。
無理すると別な機構部分が壊れるリスクが有ったので
開閉機能の復活だけでも十分と御客様の御理解で
完了となりました。
扉だけの修理は無理で吊戸棚本体を
取替えしないと無理と言われるのを覚悟されていたそう。
もちろん、それも善い意味では有りですが・・
とりあえず暫定処置でも可能なら?が基本なので
売り上げ重視の業務方針、には大きく反します。
・・これは好みの問題かも。(^_^;)
[蝶番類神]
だよねぇ~・・
あまり欲、掻いて下手な無理強いすると後悔する事になる!
さいざんす。
長年に渡り徐々に外れて落ちた取付ビスは
木ネジ系とM4の頭無し調整ビスの二種で
これが紛失していなかっただけで大助かり。
再び登場の[ビス類神]
・・さいざんすねぇ~。運が良かったと思わなはれ!
M4の頭無し調節ビスは、すぐに調達できないよねぇ!
今後の為には古い不要の廃材から保管しておくのも手‼。
特殊ビスは大切に・・ヨロシコ!
その、つもりでマメに保管していても・・ほとんど
再利用する事は無く不要のゴミ溜めと化します。(笑)
以上、巷にはよく有りそうな事例でした。(^_^;)
これで、建具系○○神の登場物語は幕!です。
次のアップは[屋根、厚型スレート瓦の葺き戻し事例]を、お楽しみに。